Q ここは萬古焼を紹介する美術館だそうですが、まず萬古焼とはどういったやきものですか? 江戸中期に桑名で豪商・沼波弄山が起こしたやきもので、萬古という名前は沼波家の屋号からきています。当初は煎茶趣味の風雅なスタイルでしたが、その後時代を経て四日市にも窯が開かれ、実にさまざまなタイプのやきものが作られるようになりました。 Q どうして萬古焼の美術館をつくろうと? 僕は四日市を拠点としていて、地元の骨董市などで手に入れたものがたまたま萬古焼だったということがあり、気にはなっていたのです。四日市で発展したやきものなのに、美濃や常滑、瀬戸など周囲のビッグネーム窯場に押され気味で、意外と知られていない。いろいろ文献にあたると、萬古焼が特殊な発展を遂げたやきものだと知り、その奥深さをぜひ知ってもらいたいと思ったのです。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く