沿道からの歓声に応えるロンドン五輪のサッカー女子日本代表の選手たち=20日午前11時6分、東京都中央区銀座2丁目(代表撮影) 17日間の熱戦の末、ロンドン五輪で、史上最多38個のメダルを勝ち取った日本選手団が20日、東京・銀座で凱旋(がいせん)パレード。「なでしこー!」「キタジマー!」。赤いブレザーに白いズボンの正装姿の選手らが乗った赤い2階建てバスが姿を見せると、50万人の観客から「ウオー」「キャー」と、オリンピックの試合当日さながらの大歓声が大通りに響き渡った。“ドヤ顔”にガッツポーズ 「コースケー! コースケー!」 休暇を取ってパレードの始まる3時間前の午前8時からゴール付近の最前列近くに陣取った新宿区の会社員、畑山佑(ゆう)さん(31)はバスが通りかかるや、大声で北島康介選手の名前を連呼しアピール。呼び声に気づいた北島選手は、ガッツポーズをするように手を大きく手を振り上げて応えてい