オーブ連合首長国の国営企業であるモルゲンレーテ社が、地球連合大西洋連邦から極秘に製造を請け負った[2]初期GAT-Xシリーズに用いられた大西洋連邦側の技術を盗用して完成させた機体[3]。型式番号は Main Battle Figure を略したもので「主要戦闘機」を意味する[4]。また、後に開発される制式量産機「M1アストレイ」の原型機という意味から「プロトタイプアストレイ」[5]、「P(プロト)シリーズ」[6]、「P0シリーズ」[7]、「プロトアストレイ」[8]といった通称を持つ。 C.E.70年当時、戦争が激化する中で自国防衛戦力の強化の必要性を感じたオーブはMSの開発に着手したが、自国のみでの開発は難航を極めていた。既にザフトの主力MSジンを入手・解析しそれをコピーする事は可能であったが[9]、オーブにおける制式MSにはジンを凌駕する性能を欲した[9]。モルゲンレーテではエリカ・シモ