「日中友好餃子(ギョーザ)会」が2日、伊万里市大坪町の公民館で開かれた。 市日中友好協会(竹内和教理事長、約30人)の主催で、市が受け入れている中国・大連市からの公務研修生の韓静(ハンジン)さん(46)ら約40人が参加。韓さんは1月から市国際交流室に所属しており、1年間、市内外を視察したり、中国語教室の講師を務めたりする。 餃子会では、豚ミンチやエビ、白菜といった具材を使った手作りの水ギョーザなどが振る舞われた。協会長を務める塚部芳和市長は「尖閣諸島を巡って両国は揺れているが、人と人の草の根の交流を深めたい」とあいさつ。韓さんは「両市の友好のために全力を尽くしたい」と語った。