逐次一貫性(ちくじいっかんせい、英語: sequential consistency)、順次整合性(じゅんじせいごうせい)、逐次整合性(ちくじせいごうせい)は並行プログラミングにおける一貫性モデルの一種である。「どのような実行結果も、すべてのプロセッサがある順序で逐次的に実行した結果と等しく、かつ、個々のプロセッサの処理順序がプログラムで指定された通りであること」と定義されている[1]。 この記述を理解するためには、同一プロセッサ(またはスレッド)内でのプログラムの実行順序はプログラムの順序と同じであるが、プロセッサ(またはスレッド)間でのプログラムの実行順序は未定義であることを理解する必要がある。以下の例では プロセッサー 1: <-- A1 run --> <-- B1 run --> <-- C1 run --> プロセッサー 2: <-- A2 run --> <-- B2 run