状態は単なる名前です.シンボルでも数でもよいとしておきます. 遷移ラベルは遷移を区別するためのラベルで,これもシンボルでも数でもよいとしておきます. 条件は遷移が可能かどうかを判定する論理式です.いわゆるガードです. 条件では変数宣言で宣言した変数が参照できるものとします. 変数変換は,この遷移が発生したときに,各変数の値がどのように変化するのかを指定する式です. ここでは話を簡単にするために,すべての変数の値をリストで返すものとします. 例えば変数宣言が ((x 0) (y 0)) となっていたら,同じ順序で x, y の値をリストにして返すものとします. モデル記述の全体と例 一般に状態マシンは複数ある(マルチプロセス)ので,リストで並べるものとします. モデルの全体例は次のようになります. (define m (make-model ((x 0) (p 0) (q 0)) ((P 0

