パキスタン北西部で女子学生2人が武装グループに硫酸のような液体をかけられて顔などにやけどを負い、現地では女性の教育を認めないイスラム過激派の犯行だとして反発が強まっています。 パキスタン北西部のパラチナールで、先月中旬、大学から帰宅途中だった男女の学生およそ20人が乗ったワゴン車を武装グループが止め、学生に硫酸のような液体をかけたうえ、銃を発砲しました。 このうち女子学生2人が、ブルカと呼ばれる頭から全身を覆う服が液体によって溶けて顔や体にやけどをしたほか、男子学生2人もやけどや銃撃によるけがをしました。 パキスタンでは、先月9日、女性の教育の権利を訴えていた15歳の少女マララ・ユスフザイさんがイスラム過激派のメンバーに銃撃され、国の内外に大きな衝撃を与えました。 今回やけどを負った女子学生の1人は、NHKの取材に対して、女性の教育を否定するイスラム過激派がマララさんに続いて自分たちを狙っ