制御不能のスパイ衛星:米軍が撃破を検討 2008年2月14日 社会 コメント: トラックバック (0) Sharon Weinberger 制御不能に陥って役に立たないスパイ衛星の建造打ち上げなどのために、米国はおよそ10億ドルを費やしてきた。そして今度は、軍がこのスパイ衛星を撃破する計画を検討している。 宇宙空間を漂い――まもなく地球の大気圏に再突入する予定である――米Lockheed Martin社製の衛星は、大気圏外で撃破される可能性があるのだ。 ミサイル防衛実験にかかる費用が平均して8000万〜1億ドルだとすれば、今回の『Operation Broken Satellite』(壊れた衛星作戦)――私が勝手に命名した――は、数千万ドル程度の費用がかかると見るべきだろう。 一体全体、なぜミサイル防衛システムを利用しないのだろうか? ミサイル防衛システムは、いわば大気圏外で撃破するために
中国・北京(Beijing)の会談時に握手する故毛沢東(Mao Zedong)国家主席とヘンリー・キッシンジャー(Henry Kissinger)米大統領補佐官(当時、1973年11月24日撮影)。(c)AFP 【2月14日 AFP】(写真追加)1973年に行われた、中国の毛沢東(Mao Zedong)国家主席(故人)とヘンリー・キッシンジャー(Henry Kissinger)米大統領補佐官(当時)の会談で、毛主席が米国に1000万人の中国人女性を送ると冗談めかして語っていたことがわかった。12日に発表された、1973-76年の米中外交に関する米国務省の外交文書で明らかになった。 同文書によると、貿易問題に話が及んだ際に毛主席は「(中国は)非常に貧しい国だが、余っているのは女性だ」と語り、笑いを誘ったという。そして、中国人女性1000万人の米国への移住を提案し、そうすることで米中貿易が促進
アルゼンチン・サンタクルス(Santa Cruz)州のロス・グラシアレス国立公園(Parque Nacional Los Glaciares)にあるペリート・モレノ(Perito Moreno)氷河(2006年4月撮影)(c)AFP/MARIO GOLDMAN 【2月14日 AFP】約4万年前にアジア大陸からベーリング海峡を渡り、アメリカ大陸へ移動したと考えられている人類は、現在のアラスカやカナダにひろがる氷河に阻まれ、2万年間にわたって足止めされていたという説を、米国の研究者が13日、オンライン科学誌「PLoS ONE」に発表した。遺伝学的な研究結果と、考古学や地質学など各方面の研究成果をつきあわせて判明したもので、人類は3つの段階を経てアメリカ大陸へ移動したという。 米フロリダ大学遺伝研究所(University of Florida Genetics Institute)の副所長、コ
ちょっと思ったんだけど、涼州ってすでに蜀の手に落ちてたんじゃないかと。姜維がたびたび狄道あたりに進出して、しかも駐留期間がえらく長いわけです。これはとても後方からの輸送に頼っていたとは考えにくい。現地の氐人や羌人の供出を受けてたんじゃないかと思う。つまり、姜維は一時的に涼州に進出して現地民の食糧供出で食いつないでいたと見るよりも、すでに涼州は蜀の手中に落ちていて姜維はその管内を移動していたに過ぎず、現地民の供出は賦役租税を意味していた、と見方を変えた方が正しいのではないか。 馬超・韓遂の動きを見ても分かるんだけど、現代日本人が考えるように、広い平原のところどころに城があって、城と城とをつなぐ街道があって、軍隊はその街道をつたって城から城へ移動し駐屯している、という見方はおそらく当時の漢人と大差ないと思うんだけど、でも馬超や韓遂はそうではなく、道なき道をすすんで城でないところに留まったりして
現在の日本では夫婦同氏原則となっていて、夫婦別姓容認論の立場から民法改正の働きかけもあり、議論となっています。夫婦別姓容認論にたいする反論の根拠の一つは、夫婦別姓は伝統破壊につながるものだ、との見解なのですが、夫婦別姓反対論者の全員が伝統破壊を根拠としているのかというと、そうでもないようです。ただ、夫婦別姓容認論の立場からすると、夫婦別姓反対論のじゅうような根拠として伝統破壊がよく持ち出される、との印象があるようです。 追記(2008年2月14日) この記事を公開後、この問題についてより詳しく論じられている坂田聡『苗字と名前の歴史』(吉川弘文館、2006年)を知りました。同書の雑感については、今年2月14日分の記事にて述べています。この記事の補足訂正にもなっているので、もしよろしければあわせてお読みください。 夫婦別姓容認論の立場からすると、夫婦別姓反対論が主張するところの伝統なるものは、
ロシアのモスクワ(Moscow)で開催された富裕層向けの展示即売会「ミリオネア・フェア(Millionaire Fair)」に出品された、表面にダイヤモンドのちりばめられた携帯電話端末(2007年11月23日撮影)。(c)AFP/DIMA KOROTAYEV 【2月12日 AFP】ロシアの日刊紙コメルサント(Kommersant)は12日、同国の富裕層と貧困層との所得格差が過去3年間で最大となったと政府統計をもとに報じた。 コメルサントによると、2007年の政府統計で、富裕層10%と貧困層10%の総所得平均の格差は16.8倍だった。2006年の統計では16倍、2005年には14.9倍で、格差拡大が進んでいることが分かる。 モスクワ(Moscow)の経済研究所「Centre for Macroeconomic Analysis」のイゴール・ポリャコフ(Igor Polyakov)氏は、コ
◆週のはじめに考える 書き換わる聖徳太子像@東京新聞 聖徳太子ってのはある程度以上は伝説的なフィギュアではある。少なくとも、近現代においてこの人物の政治家としての評価は、恐らく史実と比べて過剰な方向に振れていたのではないかな、と思わされる部分は存在する。というか、恐らく書紀自体がそこまで聖徳太子を政治家として評価していない、とすら思われる。推古の摂政として推古紀の冒頭に記しているが、そもそも摂政自体がある種この当時は曖昧な役割な部分もあって。 その上で、書紀を虚心に読んだ上で多くの学者が疑問に思うような「聖徳太子の虚構性」が何らかの形で存在するという認識がある、みたいな意味では「非実在説」は定説化しているとは言えるのだが、聖徳太子と後に呼ばれる皇子がそれほど推古朝の上級社会で無意味な存在だったかというと、多分そうではなさげで、虚構性を強調するのはどうかな、とも。あと、非実在説的な文脈では書
定価付けて売るってか。しかもHD DVDって。 いやNHKのかぐや映像の話なんだけど。 日本国民の税金で打ち上げた探査船に、日本国民の受信料で備え付けたハイビジョンカメラの映像を、セルメディアとしては負け組決定のメディアに入れて売ると。 お金ってコワいねー。正常な判断狂わせるよねー。 この記事へのトラックバックURL http://blogmag.ascii.jp/admin/mt-tb.cgi/1005 トラックバック一覧 【コレは酷い】人類共有の財産を独占販売する狂気 [ にっき (n-yoshi@lares) ] 「コデラノブログ 3」でも指摘されておりますが、全く酷いハナシです。sb IT!from 「月探査機「かぐや」が撮影した月と地球のHD映像がHD DVD化......
中国の旧正月は1週間の連休となりますので、先週7日に上海から日本に参りました。上海から日本に電話すると、日本では毒入り冷凍餃子の話で大騒ぎとのことでしたが、上海では、中国のマスコミはあまり触れないし、衛星放送もNHKのBSニュースくらいしか見ないので、なんとなく実感がわきませんでした。そこで、早速日本のテレビを見ましたが、確かにどこの局も取り上げていましたけど、だれかが毒を人為的に注入した可能性が高いという点に争点が移っているようで、思っていたよりは冷静な報道だったような気がしました。 日本のメディアは 劇場型報道の典型 一方、日本の週刊誌を数冊買って読んでみましたら、問題の本質を冷静に追求する意見もあるなかで、相変わらず、面白おかしく中国食品の恐怖を煽る劇場型報道も見られました。日本における餃子報道の1つの類型がよく見えてきましたので、中国在住の日本人である私から見た印象を述べてみた
米国に1年住んで体感したのは、あらゆる分野に女性が進出していることだ。オフィスに女性管理職が多く存在するのはもはや当然。女性活用に関して議論の中心となっているのは、「女性役員やCEO(最高経営責任者)をいかに増やすか」だ。女性の大学教授は、文系だけでなく理系にも多いし、ハーバード大学のドリュー・ギルビン・ファウスト学長に代表されるように、一流大学の学長も女性が珍しくなくなっている。ちなみに筆者が住んでいたミシガン州では、ジェニファー・マルハーム・グランホルム知事も、客員研究員として所属したミシガン大学のメアリー・スー・コールマン学長も女性だった。上院・下院議員の顔写真一覧を見れば、共和・民主党ともに女性が大勢いるし、ついに大統領候補まで女性になった。 中でも一番驚いたのは、軍隊にまで女性の進出が見られたことだ。「女性の社会進出」はリベラルの専売特許だと思っていた筆者の目には、軍隊と女性とい
先のエントリに対するプージャさんのコメントで、S紙がさっそく沖縄の事件に対するコラムをネットに掲載したことを、知った。 読んだ。 年に数回覚えるかどうかの、強い怒りとあきれがわき起こった。 筆者は、単なるばかではない。被害者が「一生背負わなくてはならないキズ」を負わされた重大事件だというのに、特定のイデオロギーに基づいた上で、現状のあり方を問う動きを「感情論」「ヒステリック」「情緒的反応」としか見ることができない人間が<事件は事件、安保は安保、と冷静に切り離し、日米同盟の死活的な重要さに思いをはせてこそジャーナリズムだ>と説いている。 花岡さん、あなたが「ジャーナリズム」なんて説いちゃだめですよ。そんな資格ないんだから。 筆者は、 <夜の繁華街で米兵から声をかけられ、バイクに乗ってしまう無防備さ。この基本的な「しつけ」が徹底していなかったことは無念、という以外にない> と、被害者
コソボ独立宣言が迫っている。ニュース報道では17日という予想が多い。この問題について私が特定の見解を持っているわけではないが、時代のログとして看過できないので簡単に触れておきたい。 この問題は、大筋では地位問題である。国家の地位問題は日本近代史さらには日本近隣国家の問題として重要な問題を示唆する部分もあるだろう。 ウィキペディアを見ると単独の項目が立っていて(参照)、簡素な説明がある。一言でいえばこうだ。 コソボ地位問題(又はコソボ地位プロセス)とは、国連暫定統治下にあるセルビア共和国のコソボ地域の最終的な国際法上の地位を確定する問題。 概要も手短にまとまっているが、実際的な問題化はコソボ紛争の関わりが深い。 コソボは1991年にユーゴスラビア連邦共和国(当時)からの分離独立を宣言した。これを国際的に承認したのはコソボと同じアルバニア人国家であるアルバニアのみで、国際承認というプロセスにお
ドイツ・ベルリン(Berlin)の、通勤客で混み合う地下鉄駅(2008年1月31日撮影)。(c)AFP/JOHN MACDOUGALL 【2月13日 AFP】恋のチャンスをつかむ手段として、ネット上での恋人募集やカップリング・パーティーはもう古いのかもしれない。ドイツでは、公共交通機関が恋人たちの出会いの場を提供、そのニーズも増大しているという。 ベルリン(Berlin)の通勤客は、電車やバスの中で見かけた美女を、ベルリン交通局(BVG)が主催するフリーネットサービス「Augenblicke(モーメント)」(www.bvg.de/augenblicke)で探すことができる。前年のバレンタインデーに開設されたサイトには、前年末までに100万回を超えるアクセスがあった。 ルールは簡単だ。地下鉄で見かけた人に会いたいと思ったら、匿名でサイトにメッセージを掲載。メッセージを読んで「自分だ
騒ぎになってる花岡氏の文。 【政論探求】「反基地」勢力が叫ぶいかがわしさ http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080212/plc0802122007008-n1.htm さすがに腹が立ったので、“ヒステリック”に叩く事にする。ケンカ上等だ。 平成7年の少女暴行事件の再来として、現地では受け取られている。それは感情論としては分かるのだが、「反米」「反基地」勢力が気勢をあげているのは、なんともいかがわしさがにおう。 「反米」と「反基地」をごっちゃに扱ったりにも問題があるのだが、取りわけ「反米」も「反基地」も標榜しない人だって、この事件に対しては憤っているだろう。それをまとめて“いかがわしさがにおう”なんて書くのは、なんともいかがわしさが漂う。 この事件を政治闘争の具にするというのでは、被害少女への思いやりを欠くというものだ。こういう事件を前にして
「相撲」の様式を考えるとき、そこには歴然とした幾つもの表象が離れがたく結びつき構成されているのを意識する。髷を結う髪の毛、「まわし」以外は何も身に付けないほぼ裸体の姿、そして勝負までの一挙一足に至るまで、何から何までもが相撲の様式として成り立っているかのようだ。力士たちはそれらを無視することも外れることも出来ない。 2008年1月場所千秋楽の横綱同士による優勝決勝戦は見事だった。僕は夜中のダイジェストで試合を見たが実におもしろかった。二人の異国の青年力士による闘いは大相撲の醍醐味を直接に伝えていた。あの試合に解説は全く無用だった。 サッカー問題により二場所出場停止を受けた朝青龍は1月場所の序盤で土が付いていた。取り戻せない勝負勘、そしてモンゴルで傷ついた足、さらには風邪による発熱。しかし朝青龍に休む選択肢は全くなく、その結果二日目に稀勢の里に土俵下に送り倒された。このまま白鵬の全勝で有利の
再生途上にある西武グループがまたもやつまずいた。傘下のプリンスホテルが、一度は日本教職員組合(日教組)の教育研究全国集会(教研集会)のために会場を貸す契約を交わしながら、集会の3カ月前の昨年11月になって一方的に契約解除を通告。その後、裁判所の「解約は無効」との仮処分にもかかわらず会場を貸さなかったことに対し、新聞各紙などから非難を浴びた。 西武ホールディングスの後藤高志社長は、かつて第一勧業銀行(現みずほフィナンシャルグループ)で総会屋との決別に尽力したリーダー。その後藤社長が「日教組に反対する反社会的勢力の圧力に屈し、会場提供を断ったのでは」との憶測まで飛び交う始末だ。 後藤社長、「正しい判断」 西武側にも言い分がある。 日経ビジネスのインタビューに応じた後藤社長は「これまでの改革の基本にしてきた『お客様の安全、安心』という原則に照らせば、間違っていない判断だった」と今でもこう断言する
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く