ps(process status)コマンドを使えば、プロセスがどれくらいのCPU時間を使って いるか、プロセスの実行が中断あるいは停止されているといった情報等を得ることが 出来ます。 Solarisでは、2つのpsコマンドがあります。一つは、/usr/ucb/psという、BSD系の psコマンドで、もう一つは、/usr/bin/ps というSVR4系のコマンドです。ここでは、 後者のSVR4のpsコマンドについて見てみることにします。 psコマンドには、次のようなオプションがあります。 ps -e ] すべてのプロセス ps -d ] セッションリーダーを除くすべてのプロセス ps -a ] プロセスグループに属していないのを除くすべてのプロセス ps -j ] セッション/プロセスグループID付き ps -c ] スケジューラ情報表示 ps -f ] 詳細な出力(少し長い) ps -l