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2011年10月21日のブックマーク (2件)

  • 「穴さえあれば女なんだ」、作家・花房観音が劣等感の末に見出した真実

    イベント出演前に対応くださった花房 観音さん 第1回団鬼六賞受賞作である『花祀り』(無双舎)は、京都に息づく秘めやかな悦楽を艶やかに描いている。和菓子職人の見習いをしている美乃は、師匠である松ヶ崎にとある一軒家に連れて行かれ、そこで繰り広げられている「大人のたしなみ」に魅せられていく……。生前の団鬼六が同賞授賞式で直にその才能を称賛した著者・花房観音さんに、ご自身のセックス観を交えながら、作品について聞いた。 ――官能小説を執筆されたのは、作品が初めてなんですね。 花房観音氏(以下、花房) そうなんです。男性を勃起させて抜かせることが目的である官能小説は自分には書けないと思っていました。ただ、大好きな団先生の名前が付いた賞で、先生自身が選考委員を務めるというので応募しました。 ――女性作家の官能作品は生々しい性や現実的なテーマを書いている作品が多いですが、『花祀り』は非日常的な世界観を

    「穴さえあれば女なんだ」、作家・花房観音が劣等感の末に見出した真実
  • 日本の電子書籍の来るべき未来、AmazonのKindle戦略を徹底解説

    9月28日にAmazonがフルカラーの「Kindle Fire」を含む新たなKindleをリリースしました。iSuppliの見積もりによると、199ドル(約1万5000円)の価格が設定されているKindle Fireは製造原価が209.63ドル(約1万6200円)で、オンラインストアでの商品販売を促進するため低価格設定にしています。 Amazon.comで見ると、すでにハードカバーよりもKindle版書籍の方が売れており、さらに爆発的な普及を目指しての価格設定なわけですが、日はまだその流れに逆らっているところです。盤石の戦略で広がりつつあるKindleをもって、Amazonがどんな未来を描き出そうとしているのか、明らかにしていきます。 ◆端末としてのKindle これが9月28日に発表された第4世代のKindle。大きさは横幅114mm×縦166mm×厚み8.7mmで、重さが170グラム

    日本の電子書籍の来るべき未来、AmazonのKindle戦略を徹底解説