(セ・リーグ、DeNA10-5ヤクルト、2回戦、1勝1敗、9日、横浜)DeNAが引き分けを挟む連敗を5でストップさせた。右足首捻挫で開幕が2周間遅れた山口俊投手(28)が6回1/3、10安打5失点(自責5)も今季初勝利。打っては、自身2年ぶりとなる2点本塁打を放ち、自ら祝砲のおまけつきとなった。 先発の山口は序盤から毎回安打を許す内容も、要所ではフォークで空振り三振を奪い三回まで無失点。四回、バレンティンに特大の本塁打を浴び1点を失ったが、直後に味方が反撃。先頭の井手が1号ソロで同点弾を放つと、無死一塁からロペスが2点本塁打で3-1と逆転した。さらに二死一塁で打席に立った山口が、石川の投じた2球目、カットボールを思い切り振りぬき、打球はバレンティンの頭上を越える左翼席中段への2点本塁打もあり、5-1とリードを広げた。 五回には四死球、安打で一死満塁のピンチを招くも、畠山を三ゴロに打ち取りし