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※この作品はトラブルメーカーの続編に当たる作品です 俺はいま喜緑さんとふたりで生徒会室にいる。といっても別にやましいことをしているわけではない。 だいたい生徒会室の隣は職員室なので、よっぽどのアホでない限り、ここで何かしようなどという気にはならないはずだ。 なりゆきとはいえ、ハルヒの気まぐれのせいで、俺はどうやら今期の生徒会長に立候補せざるを得なくなった。 そのため、立候補の手続きなどを聞きに、生徒会室を訪れたのだが、どうやら生徒会長は不在だったようだ。 もちろん、ハルヒは生徒会をSOS団の敵と認識しているので、俺が生徒会室にいるのを目撃されるとかなりやばい状況に陥るのだが、 いまハルヒはネットサーフィンに夢中で、ここに来ることはないだろう。 「お茶でもいかがですか」 喜緑さんが、少し首を傾げて微笑みながら、俺の前にお茶の入った湯飲みを置いてくれた。 「あ、ありがとうございます」 そう言い
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