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ブックマーク / hillbig.cocolog-nifty.com (4)

  • C++の便利ツール・ライブラリ - DO++

    フルタイムで働きはじめて4ヶ月。 いろんなことがありました。 今日はインターンが来ているということもあり日頃のC++コーディングライフの中で大変重用しているツールを紹介します。といってもどれも有名なツールでググれば解説がでてくるとは思いますので、一言ずつだけ紹介してみます。みなさんも何かよさげなライブラリ・ツールがありましたら教えてください。 - valgrind/callgrind/cachegrind プログラムの実行結果を解析するツール群。まぁ、王道であえて紹介する必要はないかもしいませんが.。valgrindはプログラムのどこかでメモリが漏れているかどうかのチェックに使います.コードのどの部分で確保した領域がどこで漏れているかまで追跡することができます valgrind --leak-check=full command プログラムのどのが計算量的にボトルネックになっているかを調べ

    C++の便利ツール・ライブラリ - DO++
  • DO++: 左傾赤黒木

    漢字で書くと仰々しいが、赤黒木 (wikipedia) red-black tree (english wikipedia)という平衡二分木で最も多くつかわれているデータ構造の、改善版が出てたそうだ。 left-leaning red-black tree (pdf) 日語に訳すと左傾赤黒木かな。簡単な漢字を並べている感じがしてしまう 赤黒木の詳細については、wikipediaなどをよんでもらうとして、これは更新時間が定数で更新箇所が局所的(これはマルチスレッドとかでロックする箇所をかなり細かい単位で、できるという強い利点もある)のだが、実装が結構面倒くさい。例えばC++ stl のmapとかの赤黒木の実装のstl_tree.h(google code search)は大変なことになっている(特にRb_tree_rebalance_for_eraseとか) 赤黒木というのは動的データ構造

    DO++: 左傾赤黒木
  • LZ法再び - DO++

    可逆データ圧縮としてはgzipやlha, pngなどダントツで使われているLZ法(Lemple Ziv法)ですが、他のデータ圧縮法(BWT法、PPM法、CM法)に比べ圧縮率が低いということで研究の対象としてはあまり注目をあびていませんでした。ところが次の論文で真面目にやれば圧縮率は非常に高くなる可能性があり、BWT法とかそれを超える可能性があることが示されています。。 "On the bit-complexity of Lempel-Ziv compression", SODA 2009, P. Ferragina, et. al. [pdf] まず、LZ法についておさらいですが、基的にはデータを前から順番に見ていったときに、既に出現した文字列がもう一度出現(マッチング)したら、その文字列を前回出現した(相対)位置と長さのペア(pos, len)で置き換えることで圧縮する方法です。データ

    LZ法再び - DO++
  • DO : Bep: 最小完全ハッシュ関数を用いた連想配列

    Bepという連想配列のライブラリを公開しました。BSDライセンスです. キーは文字列限定で,前もって大量のキーと値のペアが前もって分かっている場合(1千万個とか)、使ってもらえるよう最適化しています。(一応、アドホックな方法で一個ずつキーを登録する方法もサポートしています) 特徴は内部に最小完全ハッシュ関数を利用しており少ない作業領域量でありながらそこそこ高速に動くところです.今のところ1千万キーぐらいで動作するのは確認しています.1キーあたり必要な作業領域量は大体3bit + キー自体の長さになります. 最小完全ハッシュ関数の構築自体も面白い問題です.最小完全ハッシュ関数はキー同士が衝突せず、さらにキーの数がn個のときハッシュ値は[0...n-1]が返されるもので、ぎっしり詰まった連番が返されると思ってもよいです。この実現には以下の論文での手法を使いました.3-ハイパーグラフの頂点割り当

    DO : Bep: 最小完全ハッシュ関数を用いた連想配列
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