新日本プロレスの棚橋弘至(45)が、来年1月8日横浜アリーナ大会で実現するノアとの対抗戦に秘める思いを明かした。 両団体の対抗戦は20日の緊急記者会見で発表された。棚橋は新日本の選手を代表してノア・清宮海斗とともに出席。対戦希望相手には「ノアを代表するような、看板を背負っている選手と戦いたいです」として、かつての師匠・武藤敬司らの名前を挙げた。 両団体がリング上で交わるのは約5年ぶりとなるが、棚橋とノアの因縁は深い。2005年7月のノア東京ドーム大会は「プロレス人生で最も悔しかった」記憶として刻まれている。当時のGHCヘビー級王者に力皇猛に挑戦した棚橋は完敗し、敵地のブーイングにさらされた。 「実力がなかったのもあるし、ちょっと勘違いした部分もあったので目を覚まさせられましたね。あの日の悔しさがあったから…。あそこね、実は原動力なんですよ。再戦というのも状況的に難しかったので、どうやったら