日経マーケット・アクセスが,ITpro Researchモニターに登録している企業情報システム担当者を対象に行った調査で,3年後の2011年に回答者の企業が最近話題の28分野(下記「調査概要」を参照)の中から,最も重点投資すると見込まれる分野を聞いたところ,トップは「基幹システム(自社開発での再構築)」で15%強,続いて「内部統制:IT全般統制」と「内部統制:業務処理統制」がともに約13%の回答者から最重点分野に挙げられた。この3分野に次ぐのは「基幹システム(パッケージのバージョンアップないしリプレース)」,「情報漏洩対策」,「基幹業務パッケージ(ERPなど)導入」でともに約8%,上位3分野との間には約5ポイントの差がある。 3年後の最重点投資分野で「基幹系の自社開発」と「基幹系パッケージの更新」,「基幹系パッケージの導入」の支持を合計すると全体の約3割強。その半数が「自社開発」,“更新”