EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。
監査の意義 一般的に監査は以下の目的で実施される。 権限管理の実装に関する問題の検出 不審なアクティビティの調査・検出 不正行為をおこなっていない証明 不正行為の未然予防(心理的障壁) コンプライアンス要件への対応(監査レポート提出など) 監査というと不正をチェックするものとの認識が多いと思うが、その他にも管理者や社員の身の潔白を証明するためにも利用できる。とくに大きな権限を持つ管理者は、Database Vaultなどを利用した管理者自身の権限の制限(厳格な職務分掌)をおこない、かつ整合性が確保された監査証跡を残す必要がある。 Oracle Databaseでは、監査機能、標準監査、ファイングレイン監査、DBA監査という3つの監査機能を提供している。まずはこの3つの監査の特徴とTIPSを紹介する。詳細な設定方法に関しては、それぞれのリンク先を確認してほしい。 標準監査 標準監査は指定した
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