前回は、「先物取引ってそもそも何ですか?」という話を、ひまわり証券 営業企画グループの認定テクニカルアナリスト、小山みちる氏と、同社取締役 経営企画グループ ゼネラルマネージャーの鈴木伸夫氏のお二人にお聞きした。今回は、ひまわり証券が扱っている日経225先物、TOPIX先物を、個人の資産運用として始めるのには、どう考えたらいいのかをお二人に教えていただいた。 レバレッジにより、「少ない資金で投資可能」 個人の資産運用というのは、要は「老後の生活資金」である。いわば"自分年金"。だから、あまり大きな利益は望まないけど、確実に運用できるものがいいとだれもが考える。20年前は、銀行の「定期預金」や「郵便貯金」、「国債」の利回りが高かったので、これらが、自分年金の役目を果たしてくれていた。しかし、今の時代、この3つでは、物価との兼ね合いを考えると、実質目減りしてしまうこともある。 小山氏はレバレッ