戦争記念碑とは戦没者や戦争犠牲者の慰霊のために建てられたもので、1877年の西南戦争から始まったと言われています。特に第二次世界大戦終戦後を境に戦没者慰霊の形が成立し、それまでの伝統的な慰霊を行う町や村単位の碑とは異なる国家的な記念碑が建設されるようになりました。1945年8月15日の敗戦の日から75年以上の月日が流れた現在、戦争を体験した世代がいなくなってしまったら、当時の様子や戦後の混乱期を語り継ぐ人もいなくなってしまいます。 戦争なんて昔のことと思うことも仕方がありませんが、戦争という事実を心に刻むことは過去の継承に留まらず未来志向の行為でもあるため、しっかりと記憶に残すことが大切です。 戦争記念碑の写真を上手に撮る方法のポイントは、「構図」「アングル」「光」の3つが重要です。構図とは被写体をどのように配置するのか、どう切り取るかのフレーミングのことで、立体感や周辺の風景とのバランス