過去の出来事が原因で心に闇を抱え、街の片隅で質屋を営んで生きる男テシク(ウォンビン)。隣に住む孤独な少女ソミ(キム・セロン)は、テシクをただ一人の友達として慕っていたが、ある日、ソミが麻薬中毒の母親共々犯罪に巻き込まれ、組織に誘拐されてしまう。ソミを救い出すため、立ち上がったテシクは……。 オフィシャルサイト 川崎で『アジョシ』を観ました。良いところも沢山あったのですが、いくつか気になる点がありました。 主役ウォンビンのアクションはとても素晴らしくあっぱれの殺戮っぷりでした。銃も使うけど、ナイフで何度も何度も刺したりとかスゴかった。他には敵サイドの殺し屋タイ人が余計なことしゃべらないところも好感度アップ。 と、ウォンビンの努力に最大限の敬意を払った上でいうと、「やっぱ当初の予定通りおっさんが主人公の方が良かった」というのが本音。映画秘宝に載ったイ・ジョンボム監督のインタビューによると、当初