入り口をはいると、そこにど~んと積まれているのはトイレットペーパーの山! 兵庫・神戸市立須磨海浜水族園で開催されている「大うんち展~今日からあなたも“うんち”を見る目が変わります~」(7月1日まで)は、生物の排せつ物をテーマにしたユニークな特別展だ。 さまざまな動物の本物のうんちを見たりかいだりすることができ、連日、子供連れの家族でにぎわっている。 約10名のプロジェクトチームを組んで準備を進めてきたが、何よりも苦労したのは、やはりうんちの“採取”だという。この特別展を企画した学芸員の中村清美さんはこう話す。 「うんちは飼育スタッフに集めてもらいましたが、毎日決まった時間にするわけではないので、見つけたらすぐに採取するように頑張ってもらいましたね。とくに水中の生物のうんちは、水に溶けたりバクテリアに食べられたりしてすぐに消えてしまうので、集めるのに苦労しました。金魚は、自分でしたうんちを食