ヤメ判弁護士 喜多村勝徳の 企業法務のススメ : 契約書の文例・販売店契約2012年02月06日07:30 カテゴリ契約と契約書企業法務一般 契約書の文例・販売店契約 販売店契約とは、メーカー又は販売店（以下「供給者」といいます）から継続的に商品を仕入れて販売するための契約です。これは、供給者に知的財産権がある商品を販売する場合、供給者の持つブランドイメージを利用して販売する場合、供給者が有する全国的な販売チェーンに加盟する場合などに締結されるものです。 我が国に販売ルートを持たない外国の供給者が、我が国の企業を販売店に指定することもあります。販売店の指定により、市場に参入するコストや参入に伴うリスクの軽減を図ることができ、また、販売店となる事業者の組織的販売活動が期待されるところから、外国事業者が国内市場に参入するために活用するのです。 販売店契約も継続的売買契約のひとつであり、基本契約と個別契約、所有権移転、危険負担、製造物責任など、継続的売買契約で説明した
