総務省の「インターネット上の違法・有害情報への対応に関する検討会」の第4回会合が27日に開催された。今回は、中間報告書に盛り込む要素についての骨子案が、事務局である総務省から示された。主に携帯電話のフィルタリングについての議論を報告するかたちになり、現状の携帯フィルタリングサービスには課題があることを指摘するとともに、改善の方向性も示す。 ■ 現状のフィルタリングには課題、改善の必要性~中間報告の骨子に 「インターネット上の違法・有害情報への対応に関する検討会」第4回会合 中間報告では、違法情報と有害情報を区別した上で、青少年にとって有害な情報への携帯電話からのアクセス対策が緊急課題だとして主要テーマに据える。フィルタリングサービスの導入促進を図りつつ、現状のサービスモデルの課題を改善し、より望ましいサービスモデルの構築を目指すことを狙いとする。 具体的に盛り込む要素は、1)携帯電話等のフ