解説 「レバノン」で第66回ベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞したイスラエルの名匠サミュエル・マオス監督が、実体験をもとに運命の不条理や人生のやるせなさを描いたミステリードラマ。テルアビブのアパートで暮らすミハエルとダフナ夫妻のもとに、軍の役人が息子ヨナタンの戦死を知らせにやってくる。ダフナはショックのあまり気を失い、ミハエルは平静を装いながらも役人の対応にいら立ちを覚える。やがて、戦死は誤報だったことが判明。ミハエルは怒りを爆発させ、息子を呼び戻すよう要求する。一方、ヨナタンは戦う相手のいない前哨基地の検問所で、どこか間延びした時間を過ごしていた。ある日、ヨナタンは若者たちの乗る車を取り調べするが……。第74回ベネチア国際映画祭で銀獅子賞(審査員グランプリ)を受賞。 2017年製作/113分/イスラエル・ドイツ・フランス・スイス合作 原題:Foxtrot 配給:ビターズ・エンド 劇場公開日
解説 ヌーベルバーグを代表する名優ジャン=ピエール・レオ扮するルイ14世が、病床に伏して亡くなるまでの数週間だけに焦点をあてた異色の歴史ドラマ。1715年8月、77歳の誕生日を目前にしたルイ14世の体は、心不整脈から左脚の壊疽(えそ)が始まろうとしていた。8月9日にその苦しみが始まったルイ14世が9月1日に亡くなってるまでの様子と、医師や側近、貴族たちの姿を、ドラマチックな要素を排して淡々と描いていく。監督は風車の出てこないドン・キホーテ物語「騎士の名誉」など、古典や歴史上の人物を題材にした前衛的な作品を数多く発表しているスペイン出身のアルベルト・セラ。 2016年製作/115分/フランス・ポルトガル・スペイン合作 原題:La mort de Louis XIV 配給:ムヴィオラ 劇場公開日:2018年5月26日 スタッフ・キャスト
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く