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2015年2月20日のブックマーク (1件)

  • 『灰燼のカルシェール』感想。 - 青豆ほーむ

    最近、「オフビートで硬質なラノベ」というものに餓えていまして、その趣向に合致した作品というものを探していたのですが、漸く出会えました。その作品のタイトルは、『灰燼のカルシェール』。 バラード的終末世界観で、ファンタジーや現実、人種や立場の違いに関係なく、生き残った人間がしばしば見せる、まるで自分が引き起こした過ちの結果であるように振舞う、その一種の謙虚さが作品内に通奏低音のように漂い、死の気配とでもいうべきものが、その静謐で硬質な文章で描かれ、ぼくに人間の善意の在処を教えてくれる。えぇ、大好きです、こういう物語は。 PLOT かつて、都市と蒸気機関は密接な関係を持っていた。生産と発展は同義であり、高度に発達した都市はその象徴にして中心、人間の歴史に恩恵をもたらすのはまさしく蒸気機関の役目だった。 工業のみならず農作業においても機関機械(エンジンマシン)の作業対象であり、19世紀の末には既に

    『灰燼のカルシェール』感想。 - 青豆ほーむ
    narukis
    narukis 2015/02/20
    青豆ほーむ更新。