タグ

ブックマーク / apeman.hatenablog.com (25)

  • 「歴史戦」の毒が回りきった日本社会 - Apeman’s diary

    SNS等でさんざん話題になっているのですでに皆さんご存知のことでしょうが。 www.fnn.jp  (アーカイブ人もツイッターで“自白”していました。 【日外務省がチェック含めしっかりしないと。昨日、外交部会長として外務省と頻繁にやりとりしたが、外務省は約1ヶ月動画を放置した反省と再発防止対策が必要→ウクライナ政府、日に外交ルートで謝罪。昭和天皇の写真を「ファシズム」と… 外務省が動画に削除要請】 https://t.co/lVTimO9leH — 佐藤正久 (@SatoMasahisa) 2022年4月25日 いくつもある記事の中からこれを選んだのは、「歴史戦」の関連タームである「情報戦」が佐藤議員の口から出ている、という理由です。「情報戦で負けている」って、いったいどこと戦っているという認識なのでしょうか? 「ウクライナ政府のSNSなどをチェックする担当者を設けるよう求めた」

    「歴史戦」の毒が回りきった日本社会 - Apeman’s diary
  • ニッポソの歴史戦もそろそろ終戦 - Apeman’s diary

    http://d.hatena.ne.jp/scopedog/20150508/1431108978 http://d.hatena.ne.jp/davs/20150509/1431174026 ↑こちらで言及されている問題です。 日政府の「歴史戦」ごっこでマグロウ・ヒル社の歴史教科書にクレームをつけてアメリカ歴史学者19人による抗議声明を引き出したことは記憶に新しいわけですから、日研究者たち(アメリカ人が中心ですが国籍はさまざま)187人が「日歴史家を支持する声明」(強調引用者)を出した意図は誤解の余地なく明らかです。しかしそれをこともあろうに日政府へのエールだと曲解しようとする企てが。事態の深刻さは、極右連中がそんな曲芸に挑んでいるだけでなく、昨夏の朝日バッシングから距離を置いていたメディアの一つである『東洋経済』のオンライン版で、しかも元アジア女性基金関係者(浅野豊美氏)

    ニッポソの歴史戦もそろそろ終戦 - Apeman’s diary
  • 極右が何人寄ってもアメリカ人に「理解」してもらえるための知恵なんて出ない - Apeman’s diary

    自民党の「日の名誉と信頼を回復するための特命委員会」委員会と称する事実上の「ジャパンディスカウント」特命委員会の様子が佐藤正久公式ブログで紹介されてます。 http://ameblo.jp/satomasahisa/entry-11986431344.html ある意味、「ぜひ最後までやり通してほしい」と思います。レイシズム丸出しの発想ですから。日の極右の実態をアメリカ人に理解してもらういい機会になるでしょう。

    極右が何人寄ってもアメリカ人に「理解」してもらえるための知恵なんて出ない - Apeman’s diary
    nasuhiko
    nasuhiko 2015/02/07
    仮に先の大戦での日本の評価が上がれば、相対的に米国のそれが下がる。そんなことを米国が認めるはずないだろ。米国べったりが党是の自民党が米国を貶めるって何の冗談。
  • 「慰安婦」問題否認論者に欠けているのは「自由意志」についての常識的な洞察 - Apeman’s diary

    今年の5月、「NEWSポストセブン」の「慰安婦」問題否認論記事について私は次のようにコメントしました。 おそらくこれを書いたライター、および何の疑問も持たずにこれを掲載した編集者、何の疑問ももたずに読んだ読者たちは、人身売買の被害者を買春することにたいして何の後ろめたさも持たないのでしょう。「人身売買? 売ったやつが悪いんだろ。えっ? お前も買ったじゃないかって? いや、オレはただフーゾクを“活用”しに来たらたまたまそういう女にあたっただけだって」といった具合に。だからこそ、国家が人身売買システムを「制度化」して公式に利用することのグロテスクさに気づかないわけです。 こういう具合に、歴史修正主義の背後にある発想を推理するエントリを書く度に、ご丁寧にもそれを裏付けてくれるネット右翼が現れるのが恒例のパターンになっていることは、当ブログの常連の読者の方ならよくご存知のことと思います。いまコメン

    「慰安婦」問題否認論者に欠けているのは「自由意志」についての常識的な洞察 - Apeman’s diary
  • 「朝日の誤報」は右派が20年かけてつくりあげた作品 - Apeman’s diary

    当ブログでは朝日の「検証」記事以前から指摘していたことですが、「吉田清治」という人物のニュースバリューは92年頃を境に急激に低下しています。右派メディアは朝日の「吉田証言」報道がまるでメディア史特筆すべき誤報であるかのように言い立てているわけですが、誤報としての悪質さおよびその(負の)影響の度合いを近代マスコミの誤報史に照らしてきちんと検討している例はただの一つも見あたりません。クマラスワミ報告書に載ったじゃないか、って? それ、同じくクマラスワミ氏がとりあげている秦郁彦先生に失礼じゃありませんか? 「吉田証言報道」は、一点突破全面展開を狙う右派論壇と右派政治家が過去二〇年間「重大問題だ! これこそが核心だ!」と言い続けてきたことによってのみ重大な誤報になったのです。

    「朝日の誤報」は右派が20年かけてつくりあげた作品 - Apeman’s diary
  • 「池田信夫の捏造」完全版 - Apeman’s diary

    このエントリは以下のエントリを前提とし、それらとあわせて一つの主張をなすものですが、読む順番としてはまずこれを読んでいただいてかまいません。 http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20111221/p1 http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20120626/p1 http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20120812/p1 http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20120825/p1 http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20130702/p1 http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20130719/p1 http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20130721/p2 池田氏の人権意識の希薄さについては別に批判したエントリもありますが、ここでは省略しま

    「池田信夫の捏造」完全版 - Apeman’s diary
  • 1992年1月の「慰安婦」問題報道・3紙比較 - Apeman’s diary

    1992年1月11日以降の朝日、読売、日経各紙の「慰安婦」問題報道を比較してみましょう。池田信夫氏によれば、この日の朝日の記事によって歴史が変わったらしいんですが、考えてみればすべての日人がアカヒ読者というわけでもないので、他紙がどう報じたのかも調べないとまずいですよね? 毎日を省略しているのは、結果がどうであれおそらく歴史修正主義者の関心を惹かないであろうからです。産經新聞がないのは縮刷版がないからで、私のせいじゃありません。記事の扱いの大きさがわかりやすいよう、「慰安婦」関連記事以外の部分はぼかしをかけ明度を落とす処理をしてあります。 (1-1)1992年1月11日、朝日新聞、朝刊、一面 記事の中身についてはこちらをご参照ください。 (1-2)1992年1月11日、朝日新聞、朝刊、社会面 見出しからわかるように記事の焦点は「補償」問題とそれまで日政府がついてきた嘘の2点です。「強制

    1992年1月の「慰安婦」問題報道・3紙比較 - Apeman’s diary
  • 「河野談話」について知っておくべきたった六つのこと(三分で読めるよ!) - Apeman’s diary

    法華狼さんのエントリ「橋下徹大阪市長はデマを根拠に従軍慰安婦問題へ言及していたことが確定」に付け加えるべきことはほぼないのですが、なにしろこの件について橋市長や池田信夫の主張に頷いちゃうような人々は肝心の「河野談話」すら読んだことがないのはほぼ確実なので、要点をぐっと抽出してみました。 (1)「河野談話」は「慰安婦」のすべてが「強制連行」されたと言っているわけではない(「人たちの意思に反して集められた事例が数多くあり」) (2)「河野談話」は「強制連行」のすべてが官憲によって行なわれたと言っているわけではない(「軍の要請を受けた業者が主としてこれに当たった」) (3)「河野談話」は“銃剣を突きつけて無理矢理トラックに乗せる”ようなケースだけが「強制連行」だと言っているわけではない(「甘言、強圧による等、人たちの意思に反して」) (4)「河野談話」は「強制連行」だけが人権侵害だったと言

    「河野談話」について知っておくべきたった六つのこと(三分で読めるよ!) - Apeman’s diary
  • 「実際何があったかをファクトを元に」調べずして「あった」と主張できると思うことの不思議さ(追記あり) - Apeman’s diary

    17日の「質主義者、涙目」というエントリのコメント欄で大活躍の ana氏ですが、昨日帰宅した時にはすでに他のみなさんから多数のコメントがついていましたので、私の方はすっかり手を抜かせていたただきました。彼が脳内で勝利宣言しようが痛くも痒くもないのですが、いちおう「まともに相手をする気にならなかった」理由だけ。 右翼左翼両方に言えることだが、南京大虐殺があったかなかったかっていう論点にするからおかしいわけで、実際何があったかをファクトを元に言えばいいだけだと思うんだけど。大虐殺があったかなかったかだと大虐殺の定義って何よ、って話がそもそも疑問。 (http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20120217/p1#c1329487311) 彼の最初のコメントです。彼の脳内左翼は「実際何があったかをファクトを元に」調べることなく、ただただ「あった、実在した」と連呼しているだけら

    「実際何があったかをファクトを元に」調べずして「あった」と主張できると思うことの不思議さ(追記あり) - Apeman’s diary
  • 恩を仇で返す男、河村たかし - Apeman’s diary

    すでにコメント欄でもご指摘いただいていますが、よりにもよって南京市と姉妹都市である名古屋市の市長である河村たかしがまたもや「恩を仇で返す」メソッドを発動しました。 CHUNICHI WEB 2012年2月20日 「南京事件なかった」 河村市長、日中討論会提案 名古屋市の河村たかし市長は20日、市役所を訪れた中国共産党の南京市委員会幹部らに、戦時中の旧日軍の行為に関し「通常の戦闘行為はあったが、南京での(大量虐殺)事件はなかったのではないか」と述べた。その上で「真実を明らかにするためにも、討論会を南京で開いてほしい」と求めた。 河村さんは「南京で終戦を迎えた父は、現地の人からラーメンの作り方を教わるなどのもてなしを受けた。当に事件があったなら、日人にやさしくできるものか、理解できない」と大量虐殺に懐疑的な考えを示した。 (後略) 参考エントリ http://d.hatena.ne.jp

    恩を仇で返す男、河村たかし - Apeman’s diary
  • 本質主義者、涙目 - Apeman’s diary

    以前に昭和篇について簡単に言及した NHK Eテレの「さかのぼり日史」。たまたま昨月31日放送分の「江戸“天下太平”の礎 第4回「島原の乱 “戦国”の終焉」」に番組表を見ていて気づいたたので、録画して見た。なぜかと言えば、「踏み絵」に関して法華狼さんのところにこんなコメントをしていたから。 Apeman 2012/01/08 17:13 >踏み絵はキリスト教が弾圧された歴史の一つとして教えられたはずだ。 いちおうはそういう風に教えられていると思いますけど、それがどれだけ「負の歴史」として意識されているかというと心もとない気がします。下手をすると「キリスト教の文化侵略を阻止した江戸幕府スゲー!」となってそうな……。 (http://d.hatena.ne.jp/hokke-ookami/20120107/1325957836#c1326010412) 番組ではキリスト教弾圧政策にはまったく

    本質主義者、涙目 - Apeman’s diary
  • 河村市長が百回黒板に書き写すべき言葉 - Apeman’s diary

    もう5年以上前に書いたエントリからの再掲です。南京攻略戦闘時に海軍パイロットとして空爆に参加し、戦後は航空自衛隊の空将にまでなるとともに保守派(ないし右派)の戦史記者でもあった奥宮正武氏には、『私の見た南京事件』(PHP)という著書があります。南京陥落後、氏は撃墜された同僚パイロットの遺体を探すために南京市内をめぐり、日軍パイロットの遺体が中国の慈善団体紅卍会によって埋葬されているのを発見します。河村たかし流に言えば、「大虐殺があったのなら、日軍パイロットの死体を埋葬するはずがない」ということになりますが、奥宮氏は率直に「そのような手厚い取り扱いをしてくれた紅卍会の人々に感謝せずにはいられなかった」と記しています(40ページ)。敵味方を越えて死者に敬意を払った人々に対して、やはり敵味方を越えて敬意を払う態度とはこういうものです。

    河村市長が百回黒板に書き写すべき言葉 - Apeman’s diary
  • 今度は学習塾に街宣だそうな - Apeman’s diary

    「主権回復を目指す会 掲示板」の2009/07/09 20:00の投稿。 抗議街宣 <全教材を破棄せよ!栄光ゼミナールを店終いに追い込もう!!> <授業が「南京大虐殺」に「慰安婦強制連行」の丸暗記> 小・中学生七万人へ猛毒(虐日史観)を注入する栄光ゼミナール 日時:7月11日(土) 14:00集合 場所:南浦和駅西口 栄光ゼミナール前(駅前) 【呼び掛け】「村山談話」の白紙撤回を求める市民の会、主権回復を目指す会、せと弘幸Blog『日よ何処へ』、在日特権を許さない市民の会、NPO外国人犯罪追放運動、外国人参政権に反対する会・東京 (後略) mixiでこの街宣計画に言及した書き込みを見て「全教材を破棄せよ!栄光ゼミナールを店終いに追い込もう!!」でググったところトップでヒットしたのは例の「この国は少し変だ!よーめんのブログ(日こそ一党単独極右軍事政権でなければならない)」というブログ。「

    今度は学習塾に街宣だそうな - Apeman’s diary
  • 南京事件否定論の論法を天安門事件に応用すると…… - Apeman’s diary

    「朝日新聞阪神支局襲撃事件」の実行犯と称する人物の「手記」が掲載されているということで『週刊新潮』の2月12日号を買ってきたのだが(2月5日号から掲載開始)、そちらについては館のエントリをご覧いただくとしてここでは「中国「天安門事件」20年で語られる「当は何人殺されたか」」(52ページ〜)をとりあげてみたい。強調はすべて引用者。わずか3ページの記事なのでページ数は省略。原文のルビも省略。 「“天安門広場で5000人死んだ”と発言したのは学生リーダーのウーアルカイシでした。死んだのは学生なのか市民なのかも分からないまま、興奮の中で死者の数だけ言ったのです」 というのは、『紫玲の見た夢〜天安門の炎は消えず』や『「天安門」十年の夢』の著者で作家の譚璐美氏。 「しかし、私が天安門広場の中にいた学生や知識人に個別インタビューした時、“あなたは目の前で死んだ人を見たか”と質問すると、誰も銃で撃たれ

    南京事件否定論の論法を天安門事件に応用すると…… - Apeman’s diary
    nasuhiko
    nasuhiko 2009/02/07
  • 『週刊新潮』も産経を後追い - Apeman’s diary

    『週刊新潮』の1月22日号は「「韓国」は在韓米軍に「慰安婦」を提供していた!」と題する記事を掲載して、産経新聞の後追いをしています。といっても内容はあんまりなくて、報道された事実をやや詳しくとりあげた後秦郁彦に吉田証言の悪口を言わせ、韓国政府の欺瞞を指摘する韓国人記者の声を紹介し、朝日新聞がニューヨーク・タイムズの報道を伝えていないと揶揄し、先の韓国人記者に慰安婦についての記事を書いてもらってはどうか、と結んでいます。 産経にせよ『週刊新潮』にせよ今回のニューヨーク・タイムズの報道、およびそれが報じた韓国での問題提起が自分たちの主張に有利にはたらくと考えているのでしょうか? どう考えても二律背反に陥るのは「慰安所制度は女性に対する人権侵害ではなかった」と主張している側なんですが。大日帝国は悪いことをしなかった、と言いたいのなら韓国政府および在韓米軍がやったことも免罪せざるを得ない。韓国

    『週刊新潮』も産経を後追い - Apeman’s diary
    nasuhiko
    nasuhiko 2009/01/17
  • 現時点では「思想・信条の自由」のためにこそ防衛監察が必要なんじゃないですか、百地先生? - Apeman’s diary

    こういう事態になると急に日国憲法が愛おしく思える方々がおられるようで。 【正論】日大学教授・百地章 空幕長更迭と「思想信条の自由」 やはり懸念していたとおりの展開となった。田母神俊雄前航空幕僚長の更迭をきっかけに、防衛省では田母神氏と同じ懸賞論文に応募していた幹部多数に対して、防衛監察に乗り出した(産経新聞11月15日付)。記事によれば、防衛監察は通常、業者との癒着などの不祥事を対象とするもので、論文内容についての監察は異例であり、「思想・信条の自由に踏み込みかねない」などといった強い反発が起こっているという。 確かに田母神問題についていえば、たとえ個人的な見解であれ、航空幕僚長という要職にある人が政府見解(「村山談話」)と相いれない論文を公表したことについては批判の余地があろう。つまり、「表現の自由」については、立場上、一定の制限を受けてもやむをえない。しかし「思想・信条の自由」とな

    現時点では「思想・信条の自由」のためにこそ防衛監察が必要なんじゃないですか、百地先生? - Apeman’s diary
    nasuhiko
    nasuhiko 2008/11/23
  • 「田母神論文」を擁護する人びと - Apeman’s diary

    「黙然日記」さんが「田母神論文」についての産経新聞【正論】を2編、紹介されています。手放しの擁護と言ってよいのが小堀桂一郎の「空幕長更迭事件と政府の姿勢」。しかしなんですな、あの駄文を指して「これだけ多くの史料を読み、それについての解釈をも練つて、四百字詰め換算で約18枚の論文にまとめ上げられた、その勉強ぶりにはほとほと感嘆するより他のない労作」などと評するのはなかなか容易なことじゃないと思いますが、仮にも学者なら。いったい誰に魂を売ったらこんなことができるようになるんでしょうか。全身の好意を振り絞って好意的に解釈するなら「空幕長といふ激職にありながら」がエクスキューズにはなっているのかもしれません。しかし、「あれが多忙を言い訳にできるような水準のものか?」という根的な疑問をあえて(そう、断腸の思いで)脇においたとしても、もし田母神元空幕長が言行一致の人間であったとすると、このエクスキュ

    「田母神論文」を擁護する人びと - Apeman’s diary
    nasuhiko
    nasuhiko 2008/11/09
  • 別件逮捕 - Apeman’s diary

    毎日新聞 5月2日 映画「靖国」:抗議の右翼活動家逮捕 虚偽の車登録容疑 街宣車の名義を虚偽登録したとして、警視庁公安部は2日、神奈川県秦野市南矢名、右翼団体代表、小林俊文(71)と東京都世田谷区等々力8、同構成員、野沢大(21)の両容疑者を電磁的公正証書原不実記録・同供用の疑いで逮捕した。野沢容疑者は3月下旬、映画「靖国 YASUKUNI」の上映に反対し、東京都中央区の映画館に抗議行動を行い、テレビ出演などもしていた。 調べでは、2人は昨年8月、渋谷区の別の右翼団体が使う街宣車なのに、小林容疑者の所有名義で湘南自動車検査登録事務所(神奈川県平塚市)に車の登録をした疑い。名義上の車庫を提供していたとみられる。 (…) 別件逮捕のお手のような事例ですな。「プロ市民」が嫌いな方々は「違法は違法だろ」とおっしゃるのでしょうが。 追記:ブクマコメントを受けて。 たぶん二人の容疑者が今後威力業務

    別件逮捕 - Apeman’s diary
    nasuhiko
    nasuhiko 2008/05/03
  • 『プライド』公開前後の報道 - Apeman’s diary

    映画『靖国』の上映をめぐる一連の報道に対して、『プライド 運命の瞬間』(伊藤俊也監督、1998年)がひきあいに出されるのをちょくちょく見かけるので、公開前後の動きを朝日新聞の報道で辿ってみる。引用文中の強調はすべて引用者によるもの。 「プライド」と「東条」をキーワードに検索して見つかるもっとも早い記事は1998年4月10日夕刊の「製作者側労組「シナリオ問題」と批判 東条英機描く映画「プライド」」という見出しのもの。 第二次大戦で日戦争責任を問われて絞首刑となった東条英機元首相が主役の映画「プライド 運命の瞬間」(伊藤俊也監督)が、五月の全国公開を前に、製作者側の労組から「シナリオに問題がありすぎる」と批判を浴びている。 (…) 映画は昨年十二月から三月にかけて東映の京都撮影所などで撮影され、五月二十三日から全国東映系で公開される予定。シナリオでは、南京事件について東条が「国家の意志とし

    『プライド』公開前後の報道 - Apeman’s diary
    nasuhiko
    nasuhiko 2008/04/08
  • 主語をあいまいにした読売新聞社説の欺瞞 - Apeman’s diary

    昨日の判決についての産経新聞の報道については、すでに ni0615 さんが論評しておられます。ここでは日づけの読売新聞の社説(魚拓)をとりあげてみようと思います。 判決は、旧日軍が集団自決に「深く関与」していたと認定した上で原告の訴えを棄却した。 しかし、「自決命令それ自体まで認定することには躊躇(ちゅうちょ)を禁じ得ない」とし、「命令」についての判断は避けた。 裁判所が「認定することには躊躇を禁じ得ない」としているのは「件各書籍に記載された通りの自決命令」すなわち「原告梅澤及び赤松大尉」が明示的に自決を命じたことについてであって*1、旧日軍の「命令」ではありません。そもそも第32軍なり大営なりが正式に「集団自決」を命じたなどという主張は(少なくとも影響力のあるものとしては)存在しなかったのですから、生存者や研究者が「軍が自決を強制した」と言うとき、それは「第32軍ないし大営が

    主語をあいまいにした読売新聞社説の欺瞞 - Apeman’s diary
    nasuhiko
    nasuhiko 2008/03/29