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ブックマーク / note.com/sudotadashi (5)

  • 日本最大のアニメ企業はどこなのか? 主要企業を売上げ順に並べてみる|数土 直志(すど・ただし)

    ■日最大のアニメ企業はどこ? 昨今は国内のアニメビジネスの成長が注目されています。アニメ関連企業の売上げや利益も高い伸びになることも多く、たびたびメディアを賑わせます。これを見て、新たにアニメビジネスに参入しようとする企業も少なくありません。 ところがアニメ業界を牽引している会社がどこなのかは意外と知られていません。 たとえば日最大のアニメ企業はどこなのでしょうか? 実際にアニメ企業のビジネス規模や売上げを比較することはあまりありません。 アニメビジネスは多方面に広がっており、会社ごとにビジネスのかかわり方が異なります。それが単純な比較を難しくしています。 国内最大のアニメスタジオは東映アニメーションですが、その売上げを配給会社や映像ソフトメーカーの販売と並べるのは違和感があります。 もうひとつあまり比較されない理由は、アニメ事業を持つ大半の企業にとってアニメはいくつもある事業のひとつ

    日本最大のアニメ企業はどこなのか? 主要企業を売上げ順に並べてみる|数土 直志(すど・ただし)
  • 「アニメ」はソニーグループの何を変えるのか?後編 -クランチロール買収で生み出されたもの-|数土 直志(すど・ただし)

    [クランチロール買収で生み出された海外におけるメディアミックス展開] さらにいま注目されているのが、このより広いアニメビジネスの海外への拡張である。2021年にソニーグループがAT&Tからワーナーメディア傘下のクランチロールを買収した際には、世界規模での配信プラットフォーム獲得ばかりが話題になった。 しかしそれはクランチロール買収のひとつの側面に過ぎない。もうひとつ重要なのはクランチロールが日で発達したアニメのメディアミックスを海外に広げるハブになることだ。 筆者も取材に訪れた8月5日から7日まで米国サンノゼ市で開催された「クランチロールExpo2022」は、そんな可能性を示していた。「クランチロールExpo」は、いま世界各地で開催されるアニメコンベンションと呼ばれる日アニメイベントのひとつである。エキビジョンホールに企業ブースが並び、作品紹介やグッズ販売をする。音楽ライブやトークショ

    「アニメ」はソニーグループの何を変えるのか?後編 -クランチロール買収で生み出されたもの-|数土 直志(すど・ただし)
  • アニメ制作会社と映像メーカーが一体化、サンライズとバンダイビジュアルの選択|数土 直志(すど・ただし)

    ■5社を2社に集約、バンダイナムコグループのアニメ事業新戦略2021年10月19日に、バンダイナムコグループがIPプロデュースユニットの事業再編を発表しました。IPプロデュースと言うと判りにくいですが、つまりはアニメを中心にキャラクターやライセンスを含めたビジネス部門です。 この主要企業である『ガンダム』でお馴染みのサンライズ、DVD・ブルーレイ・アニメ音楽のバンダイナムコアーツ、それに配信のバンダイナムコライツマーケティング、イベントのバンダイナムコライブクリエイティブ、さらにサンライズミュージックと5つの会社を2つの新会社に集約します。 サンライズが存続会社となる映像事業新会社がひとつ、アニメ事業会社と言ってもいいでしょう。もうひとつはバンダイナムコアーツを中心とした音楽とライブエンタテイメントの新会社です。 いくつもの会社を組み合わせた集約・再編は、バンダイナムコグループにとっての大

    アニメ制作会社と映像メーカーが一体化、サンライズとバンダイビジュアルの選択|数土 直志(すど・ただし)
  • 「マクロス」と「ロボテック」の日米合意は、なぜ歴史的なのか|数土 直志(すど・ただし)

    2021年4月9日に、「マクロス」シリーズとして知られるロボットアニメに関する日米3社の合意が発表されました。これが歴史的な出来事として、日米のアニメ関係者から注目を浴びました。 発表は“ビックウエスト、スタジオぬえ及びHarmony Gold USA 全世界的なマクロス及びRobotechの未来に関する包括的合意を発表”としています。 日で人気の高い「マクロス」シリーズと、米国で人気の高い「ロボテック」シリーズのそれぞれの今後の国際展開で各社が協力するというものです。 合意内容は、こちらの記事と発表を参考にしてください。 「マクロス」「ロボテック」、それぞれの国際展開で協力 日米企業が合意 http://animationbusiness.info/archives/11178 ビックウエスト、スタジオぬえ及びHarmony Gold USA 全世界的なマクロス及びRobotechの未

    「マクロス」と「ロボテック」の日米合意は、なぜ歴史的なのか|数土 直志(すど・ただし)
  • ソニーのクランチロール買収、アニメ業界に何が起きるのか。|数土 直志(すど・ただし)

    ■日アニメで買収総額1222億円日アニメの海外人気の高まりが近年指摘されますが、これと共にビジネス規模も急激に大きくなっています。ソニーと米国の通信会社AT&Tが12月10日に発表した、ソニーのグループ会社ファニメーション・グローバルによる米国のアニメ動画配信企業クランチロールのAT&Tからの買収は、これを象徴する出来事です。 買収総額は11億7500万ドル(約1222億円)。大型M&Aとして国内外のメディアでも大きく報じられました。これまでニッチと思われてきた「アニメ」分野での10億ドル規模のM&Aが国内外のアニメ関係者を驚かせました。 日国内でもアニメ企業のM&Aは少なくありませんが、その金額は最近までは数億円から数十億円程度です。そもそも北米おける日アニメの映像市場は10数年前には年間数百億円に過ぎませんでした。それがいまや1200億円の企業買収が成立するようになったのです。

    ソニーのクランチロール買収、アニメ業界に何が起きるのか。|数土 直志(すど・ただし)
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