3.11以降、景気が停滞していた日本経済。その後、有効求人倍率0.67倍、完全失業率4.1%(ともに2011年9月調べ)と4か月連続で改善し、若干の景気回復を期待し始めた矢先、ギリシャ、イタリアの財政危機で、景気の先行きは不透明になっている。さらに11月9日付の毎日新聞によると、生活保護受給者が205万4905人と60年ぶりに過去最多を更新したと、厚生労働省が発表した。同紙によると、景気低迷に歯止めがたたない上に、東日本大震災の被災者の雇用状況が改善されなければ、今以上に受給者は膨らむ可能性があると報じている。 この状況に、鬱々としている20~30代のサラリーマンも多いはず。このまま年末に向けて、さらには2012年を我々はどう生き抜けばいいのか? SPA!の巻頭グラビア「グラビアン魂」の著者であるみうらじゅん氏とリリー・フランキー氏が緊急提言を寄せた。 ――この不況で、仕事や会社に不安を感