○第4章 コマンドラインツールでシステム情報を確認&メンテナンス(4) さてシステム編の最後はスケジュール管理を行う「at」と「schtasks」コマンド。基本的に2つのコマンドに大差はなく、両者とも非対話式でコマンドを入力してスケジュールを作成するというものだ。だが、「at」コマンドはWindows NT4.0の頃から用意されていたが、「schtasks」はWindows XPから新たに追加されたものだ。そこでここでは「schtasks」を中心に紹介しよう。 「schtasks」最大のポイントは特定の日時だけでなく、定期的にプログラムを実行するようにスケジュールできるようになった点だ。書式を確認するには「schtasks /?」と通常のコマンドと同じようにオプション「/?」を付ければよい。試しにスケジュールを作成してみよう。「schtasks /create /SC HOURLY