大人はもちろん子供の間にも浸透著しい携帯電話(従来型・一般携帯電話とスマートフォンの双方)。その浸透は子供達の生活様式や趣味趣向、人間関係にも大きな影響を及ぼしつつある。その所有状況は子供達自身はもちろん、保護者も含めた大人にとっても必要不可欠な情報に違いない。今回は内閣府が2014年3月31日付で発表した、【2013年度版 青少年のインターネット利用環境実態調査】の報告書データを基に、最新の小中高校生における携帯電話の所有・使用状況を確認していくことにする。 3割・5割・ほぼ全員 まずは調査対象母集団の携帯電話・所有率について(今件では所有と使用は同義である)。最新分となる2013年分も含め5年分のデータが公開されているが、その2013年においては約5割強が所有。「家族共用で有り」も含め、少しづつだが増加する動きは継続中。