2021年1月23日のブックマーク (1件)

  • 赤坂 向田邦子・和子の小料理ままや跡: 東京雑写

    作家・脚家の故・向田邦子が実妹・和子とともに、1978年(昭和53年)に赤坂の街に開いた店が 小料理「ままや」。以後、向田邦子の事故死を乗り越え、20年間にわたり営業を続けてきた。 開店のいきさつは、向田邦子のエッセイ集「女の人差し指」に収められた「ままや繁盛記」に詳述されている(初出「ミセス」昭和53年11月号) 。 <<おいしくて安くて小奇麗で、女ひとりでも気兼ねなく入れる和の店はないだろうか。切実にそう思ったのは、三年前からである。仕事が忙しい上に体をこわしたこともあるが、親のうちを出て十五年、ひとりの事を作るのに飽きてくたびれたのも音である。 (略) 幸か不幸か、我が家はいしん坊と同時に、嫁き遅れの血統もあるらしく、末の妹の和子が適齢期を過ぎたのに、苗字も変らずに居る。この妹を抱き込んで、店を出そうと決心した。 妹は、火災保険の会社に勤めるOLであったが退職し、一年ほど前

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    naz-n 2021/01/23