画像説明, 国連安保理決議はイスラエルに、ヨルダン川西岸と東エルサレムでの入植地建設を停止するよう求めた。写真は、建設が問題視されているラマトシュロモのイスラエル「入植地」(23日) ヨルダン川西岸などでのイスラエル入植地建設を非難する国連安保理決議案の採択をめぐり、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は25日、ダン・シャピロ米国大使を呼びつけて抗議した。ほとんどの外交使節が休日とするクリスマスに、大使を呼びつけるのは異例で、イスラエルがいかに事態を重視しているかがうかがえる。米国が慣例通りに拒否権を行使せず棄権したのは、非難決議の容認に等しいとイスラエルは反発している。 外相も兼務するネタニヤフ首相は、国連による「恥ずべき」行為には報復措置をとると表明。外務省に対し、非難決議に賛成しイスラエルと国交のある10カ国から、大使を召還するよう指示した。イスラエルはすでに、非難決議を共同提案し