必要な情報も出揃ったところで、クエリキャッシュをONにした状態での測定結果をみてみましょう。どの程度変化があったのかわかるように、クエリキャッシュをOFFにした状態での測定結果と並べたのが図1です。 これまでX軸は時系列でしたが、今回は別々の時間に測定した2つのデータの比較ですので、Super Smackで指定した同時接続数をX軸としています。 結果をみるとクエリが検索(SELECT)だけなので、かなり良い結果が得られたことがわかります。クエリキャッシュがOFFの場合のQueries_per_secは1,250程度でしたが、ONの場合は3,000程度となり、2倍以上の速度という結果でした。