個人から法人まで幅広い主催者の方にご活用いただいています。 イベント主催者6万人以上 チケット販売380万枚以上
新潮文庫が 愛読者の皆さんから支持を いただいている理由は、さまざまかと思います。 しかしその中でも、 「○○があるから新潮文庫を買っています」 「○○はずっと続けて下さい」 という声が非常に多く、ときに、 「もし○○をやめたら、もう買わんぞ!」 と脅しめいた激励まで頂戴してしまう秘密兵器(?) が新潮文庫にはあるのです。 ○○とは何でしょう。 意識していないと 気が付かないかもしれませんが、 数ある文庫レーベルの中で、 唯一、新潮文庫にだけあるものです。 ここまで言えば、 わかった方も多いでしょう。 そう、これです。 この紐しおりのことを 出版用語で「スピン」と呼びますが、 第三期(連載第3回参照)が始まった 1933年から終戦直後の物資不足の時代を除き、 新潮文庫には現在まで一貫して このスピンが付いています。 もっとも、 昔は他の文庫にもスピンはあり、 新潮文庫独自のもの、 というわ
→紀伊國屋書店で購入 中公版『哲学の歴史』の第7巻である。このシリーズは通史だが各巻とも単独の本として読むことができるし、ゆるい論集なので興味のある章だけ読むのでもかまわないだろう。 本巻は18世紀後半から19世紀にかけて隆盛したドイツ観念論をあつかう。カント、フィヒテ、シェリング、ヘーゲルと巨峰が連なり哲学史の中でもひときわ高く聳える山脈を形成している。 ドイツ観念論の研究者は偏屈な人が多いのか、編者の意図といい意味でも悪い意味でもはずれた原稿が集まった印象がある。 いい意味ではずれたのはヤコービ兄弟をあつかった「自然と言語の百科全書」というコラムである。コラムであるから編者はヤコービ兄弟にそれほど重きを置いていなかったはずだが、章に昇格させていいくらい充実した内容で、ヤコービ兄弟が哲学史において重要な役割を果たしたことを教えてくれた。 ゲーテに一章割かなかったことは惜しまれる。ゲーテを
国立国会図書館関西館は、今年開館10周年を迎えます。 国立国会図書館関西館開館10周年記念行事の一つとして、京都大学人文科学研究所教授の山室信一氏による講演会と、関西館の設計者である陶器二三雄氏による講演会をそれぞれ行います。 多くの方のご参加をお待ちしています。 1.「私の図書館巡歴と関西館-史料に導かれた連鎖視点への歩み」 講師:山室信一氏 (京都大学人文科学研究所教授) 日時:平成24年10月6日(土)14:00~16:00 2.「私のめざす公共建築-国立国会図書館関西館、森鴎外記念館の経験を経て」 講師:陶器二三雄氏((株)陶器二三雄建築研究所代表) 日時:平成24年10月19日(金)14:00~16:00 講演終了後、館内施設の見学会があります。 ※1.、2.共通 場所:国立国会図書館関西館 第一研修室 定員:各日先着80名 入場:無料 申込方法:詳細は以下のページをご覧ください
日時: 平成24年10月7(日)- 8(月・祝) 11:00-17:00 会場: 京都府・けいはんなプラザメインホール 料金: 入場無料(駐車場無料) 内容: ◆1F ステージイベント(メインホール) ※事前申し込みが必要となります。 ≪7日(日)≫ ● ロジーのようこそ絵本ワールド&わいわいスマイルパーティー ①12:30〜14:00 ②15:30〜17:00 ● 絵本作家 たかいよしかずさん講演会 「ぼくが絵本作家になった理由」 ③14:30〜15:30 ≪8日(月祝)≫ ● 吹奏楽団ベリーズけいはんなコンサート −絵本語りと吹奏楽− ④13:30〜14:20 ● 絵本作家 中川ひろたかさん 講演&コンサート ⑤14:30〜16:30 ◆5F イベントのご案内 ※お申込みの必要はありません。 ● カルピス 「親子の絵本のへや」 ● 絵本と赤ちゃん講座&子育て相談会 講師 小西行郎さん(
→紀伊國屋書店で購入 日本人にはちょっとわからない著者の博識を背景に、独特の言い回しがあって理解するのが困難な本書を、日本語で読むことできるようにしてくれた訳者に、まず感謝したい。著者アンダーソンは、その著書『想像の共同体』(原著1983年)で、世界的に有名になった東南アジアを中心とするナショナリズム研究者である。本書では、19世紀末という「グローバルなアナーキズムとローカルなナショナリズムがときに対立しながらときに連結するという独特な政治空間を醸しだした時代」を扱う。地域は、3つの旗「フィリピン独立運動派の秘密組織カティプーナンの旗、アナーキストの黒旗、そしてキューバ国旗」で象徴している。残念ながら、原著表紙に5つずつ描かれている3つの旗は、日本語訳の本書にはどこにもない。原著にもなんの説明もないため、門外漢にはなにをあらわしているのかわからないが、著者は読者に「未知の世界」の話を予告す
→紀伊國屋書店で購入 著者のカーター・J・エッカートは朝鮮史を専門とするアメリカの歴史学者でハーバード大学コリアン・インスティチュート所長をつとめている。本書は韓国近代史の基本図書とされている本で、副題に「高敞の金一族と韓国資本主義の植民地起源 1876-1945」とあるように、京城紡織株式会社をおこして大財閥となった高敞金氏の発展をたどりながら、韓国資本主義の起源が日本統治時代にあったことを立証した研究である。 高敞金氏といっても日本ではなじみがないが紡績業で成功をおさめた民族資本家で、1939年には南満洲紡績会社を設立し、役員も技術者も三千人の職工もすべて朝鮮人の大工場を奉天近郊に建設するまでになった。ちなみに韓国三大紙の一つである東亜日報と名門私立大学として知られる高麗大學校は金一族が創立したものである。 エッカートは朴正煕時代の韓国に平和部隊の一員として滞在し、後に「漢江の奇跡」と
→紀伊國屋書店で購入 一日おきに三枚ずつ、「源さん」からニセの千円札を渡される「私」。使った札の額の半分は、「源さん」に渡すことになっている。たとえば、ある日に渡された三千円のニセ札をすべて使ったら、千五百円(本物)を「源さん」へ、「私」の手許には、それを使って買った品物と、その金額を差し引いたぶんのお金(本物)がのこる、という寸法だ。 一年半前にニセ札事件が起こり、犯人は未だ捕まっていない。ニセ札を警察に届け出ると、礼金として三千円もらえるという世の中、人々はお札にそれまでにない関心を示すようになった。店で札を使えば、店員がそれを電灯に透かしてためつすがめつ……という光景が茶飯事となっている。 そんななか、「私」はなぜ「ニセ札つかい」の仕事をすることになったのか。 チョコレートその他のお菓子類、おでん、石やき芋、のしいか、やきいか、鯛やき、おせんべいなどの純日本式の食物のほかに、洋食の店
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く