ことし2月、中国のサイバーセキュリティー企業の“内部文書”がネット上に流出した。 詳しい実態が分かっていない中国のサイバー空間での「暗躍」を明らかにできるのではないか。 NHKは世界7つの国と地域の専門家と文書を徹底分析した。 文書に含まれていたのは、SNSで世論をコントロールするシステム。取材を進めると、中国による「世論操作」の一端が見えてきた。 (NHKスペシャル取材班 福田陽平 新里昌士 高野浩司 杉田沙智代)
パソコンの画面全体に偽のメッセージが表示され操作不能になる手口が増加中 - 意図せずダウンロードされたファイルを実行しないで! - 2024年6月から、パソコンを使用中に突然、画面全体に偽のメッセージが表示されて、キーボードやマウスの操作を一切受け付けなくなり、電源を入れなおして再起動しても状況が変わらないという相談が寄せられています(本資料ではこの手口を「操作不能の偽メッセージ」と呼称します)。 メッセージには、マイクロソフトサポートへ電話をするように嘘のメッセージがあることから、これまでの「サポート詐欺(別名:偽のセキュリティ警告)」と同様に相談が寄せられていますが、ウェブブラウザに偽の警告を表示していたものとは手口が異なり、これまでのサポート詐欺の手口でご案内した対処が通用しないことが確認されています。 手口の詳細や原因および目的などは不明な部分が多いですが、継続して相談が寄せられて
X(Twitter)のトレンドでよくみかける、「トレンドワードに便乗した謎の美女アカウント」。 「わ~こわい~みんな気をつけてね。詳しくはプロフ♥ #地震」など、その時トレンド入りしているワードとともに投稿。胸元などアップした写真が添えられるまでがセットです。 トレンドに便乗して人の目に触れることを狙ったものだと思われますが、みなさん気になっていますよね?彼女たちは一体何が目的なのかって。だってあまりにも数が多いですから。 大体の結末は予想することができましたが、一応確かめるべく接触してみました。 それでは結果を見ていきましょう。 ■ 出会いはXのトレンドワード 今回紹介する女性との出会いは、その日Xにあったあるトレンドワード。適当なトレンドワードをのぞいてみると……いました、いました。沢山のトレンド便乗投稿者たちが。 なかでもあからさまに胸を強調しているアカウントを選択。この手の甘い誘惑
こんにちは! しなもんです。 ふとしたきっかけから、日本語のニセ通販サイトが大量に作られたことが判明しましたので、注意喚起を兼ねて調査結果を公開します。 こうした偽サイトに個人情報や金融情報などを入力しないようにご注意ください。 はじめに 偽サイトの発見 ニセサイト群の特定 ドメインを分析 実際のサイトの様子 運営会社の身元 画像の出所 ソースの分析 注文してみた 評価サイトでの扱い 攻撃を仕掛けているのは何者なのか ニセサイトは平然と存在している 調査に使用したサービス 付録 調査対象のドメイン一覧 更新履歴 はじめに 調査はしなもんが自力で実施しましたが、ニセ通販サイトの存在自体は I 氏から教えてもらいました。 調査上の重要なアイデアのいくつかも I 氏によるものです。 この場を借りてお礼を申し上げます。 以下、不用意なアクセスの防止のために、URL や IP アドレスを 「hxxp
インターネット上の保護されていないデータベースのほぼすべてが削除され、「Meow(ニャー)」というネコの鳴き声だけが書き残される「Meow Attack(ニャー攻撃)」が報告されています。記事作成時点で既に4000近くのデータベースがニャー攻撃によって削除されてしまったとのことです。 New ‘Meow’ attack has deleted almost 4,000 unsecured databases https://www.bleepingcomputer.com/news/security/new-meow-attack-has-deleted-almost-4-000-unsecured-databases/ Ongoing Meow attack has nuked >1,000 databases without telling anyone why | Ars Techn
兵庫県警が「不正指令電磁的記録に関する罪(刑法168条の2および3)」について起こした無限アラート事件について、前回の続きです。 今回は、兵庫県警ではなく最高裁判所へ情報公開請求をしました。そのためナンバリングを(その1)と振り直しました。二つは並列して進めていきます。これまでの動きを追いたい方は、Twitterのmomentにまとめてあるのでこちらで追ってください。 https://twitter.com/i/moments/1145015327027154944 今回の概要 - 最高裁判所への情報公開請求 前回の記事、(その6)兵庫県警へ「不正指令電磁的記録に関する罪」の情報公開請求をしましたでも書きましたが、今回の無限アラート事件のひとつの要因は法務省が曖昧すぎる法律の条文を放置しているという点もあります。 現在の「不正指令電磁的記録に関する罪」は、この曖昧な条文を「運用でカバー」し
インターネット掲示板に,真実は,特定の文字などが表示され続けるだけであり,ブラウザを閉じれば終了するプログラムのリンクを掲載しただけであるのに,兵庫県警が,これを「不正なプログラムに誘導するリンクを貼り付けた」と問題視して,平成31年3月に捜索差押を強制的に行い,神戸地方検察庁に送検し,被疑者として扱われた成人男性2名の方々につき,検察官は,令和元年5月22日付で,今回の件をそれぞれ不起訴処分としました。 これら2名の方々が,今後裁判にかけられ,無罪立証の負担を強いられる煩を事実上避けることができたことは一安心です。 しかしながら,検察官の処分は,不起訴処分のうち,「起訴猶予処分」でした。これは,犯罪の嫌疑がありかつ訴訟条件が具備していても,被疑者の境遇や犯罪の軽重,犯罪後の状況などから検察官の裁量によって公訴提起を差し控えるというものです。 今回の事案で兵庫県警が,不正指令電磁的記録供用
インターネット上の掲示板に「不正なプログラム」を書き込んだとして検挙された39歳男性と47歳の男性に対し、神戸地検が起訴猶予処分とする見通しであることが5月27日、関係者への取材で分かりました。 兵庫県警が「ブラクラ」だと主張しているページ。実際には「無限アラート」であり、「ブラクラではない」という意見が多い プログラムを実行してみたところ「!」が出るだけのポップアップが続く ブラクラ事件のあらまし 猫のアスキーアート(AA)とともに、「何回閉じても無駄ですよ~ww」と書かれたポップアップが繰り返し表示されるサイトのURLをインターネット上の掲示板に書き込んだとして、13歳の女子中学生が補導、39歳と47歳の男性が家宅捜索を受けたとの報道がなされたのは3月初旬のこと。一部では掲示板に貼られたURLが「ブラウザクラッシャー」(通称:ブラクラ)にあたるとの報道もありましたが、問題視されたURL
フォロワーの数が仕事や報酬に直結するSNSのインフルエンサーの世界。そのフォロワーを購入して水増しする行為がインスタグラムの一部のインフルエンサーの間で行われている実態を取材した記事を21日に掲載した。 News Up「私は“水増しインフルエンサー”」 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190521/k10011924131000.html では水増ししたフォロワーはどこからやってくるのか。売買しているのはどんな業者で、どのようなからくりになっているのか。取材で購入した3万人のフォロワーを徹底追跡すると、その一端が見えてきた。 (「ネット広告の闇」取材班記者 田辺幹夫・田隈佑紀・藤目琴実、ディレクター 中松謙介) フォロワーを売っているのはどんな業者なのか。「フォロワー購入」とネット検索するだけで、数多くの業者が見つかる。 インスタグラムをはじめ、You
■ 電気通信事業法における検閲の禁止とは何か 目次 通信の秘密に検閲は関係しないの? 昨年のブロッキングを巡る議論のズレっぷり 検閲の禁止と通信の秘密との関係 戦後初期ではどう整理されていたか カワンゴ的な検閲厨の到来は昭和27年の国会で予見され論破されていた インターネット時代における検閲の禁止・通信の秘密とは 通信の秘密に検閲は関係しないの? 前回の日記「アクセス警告方式(「アクセス抑止方策に係る検討の論点」)に対するパブコメ提出意見」では、通信の秘密を単にプライバシーの問題で捉えるのではなく、検閲の禁止との関係で捉えるべきであるとの意見を示したが、実は、昨年いろいろな方々にこのことを言ってみたが、なかなか首肯してもらえなかった。なぜなら、学説でそういうことは言われておらず、電気通信事業法の逐条解説書もそうとは言っていないからだ。 例えば、長谷部編「注釈日本国憲法(2)」では、(憲法上
ファーストリテイリングと傘下のユニクロ、ジーユー(GU)は5月13日、ユニクロ・ジーユーの公式オンラインストアがリスト型アカウントハッキング攻撃を受け、約46万件のIDに不正ログインされたと発表した。不正ログインを受けたユーザーの氏名や住所、電話番号などの個人情報が第三者に閲覧された可能性があるという。対象のIDのパスワードを同日中に無効化し、ユーザーにパスワード変更を依頼している。 不正ログインを受けたことを確認したアカウントは46万1091件。氏名や住所、電話番号、メールアドレス、性別、生年月日、購入履歴、クレジットカード番号の一部(上4ケタと下4ケタ)とカード名義人、有効期限などに加え、自身や家族の身体のヌードサイズを登録できる「マイサイズ」に登録した氏名・サイズが第三者に閲覧された可能性があるという。クレジットカードのセキュリティコードは保存していないため、漏えいの可能性はない。
~IT技術の開発者と利用者の権利を守るために~ 下記発起人による寄稿 本件不起訴処分となりました アラートループ事件2件は2019年5月22日に兵庫地検により不起訴となりましたことをご報告いたします。不起訴理由は起訴猶予であり、検察は不正指令電磁的記録の容疑はあるとされたため、完全な勝利とは言えませんでしたが、支援をした2名が、これ以上不安な日々をおくらなくてよくなったことは喜ばしくあります。不起訴となりましたのは、支援していただいた方々、弁護士らの力によるところが大きく、支援した2名に代わり感謝を申し上げます。 詳細に関しては、今回担当した弁護士らの「起訴猶予処分を受けての声明」をご覧ください。 募集の終了 2019/3/26 12:15 現在までに553名の方々から合計6,934,471円(仮想通貨を含む)寄付を頂きました。本件では十分な金額となりましたので、開始から24時間を一区切り
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く