昨日15日付の「記者の眼」に続き「システム内製」に絡む話を掲載するが執筆者も内容も異なるのでご了承頂きたい。 「ユーザーが主体的にシステムを開発せよというテーマで“IT企業参加お断り”のシンポジウムを開く真意は何か。中小のIT企業は不要ということか」。 中小IT企業の経営者を集めた勉強会を企画している方からこう尋ねられた。意図を説明したところ、それを経営者の前で述べてほしいと言われ、全国ソフトウェア協同組合連合会(JASPA)で先日話をしてきた。 中小IT企業と書いてみたものの「ITエンジニア」と同じくらいなじめない。やはりソフトハウス、システムズエンジニアと書きたいところである。 勉強会で話したこと 勉強会では、まず「ユーザー主体開発」に関する筆者の活動内容を紹介した。骨子は以下の通りである。 ユーザー主体開発に関する諸活動 6月1日付で編集委員に加え「研究員」の肩書きが付いた。ユーザー