横浜市域のエコロジカル・ネットワーク計画の基礎研究として, 水田及び池の特質と推移について検討した。約100年前, 水田は谷戸田と河川沿い水田がほぼ同面積で約7400haあり, 池は谷戸奥の農業用の溜池を中心に約140ヶ所あった。現在では, 水田は約600haに減少するとともに, 池は溜池がほとんどなくなり, 53ヶ所が公園化等により残されているに過ぎない。その保全再生が今後の大きな課題である。
横浜市域のエコロジカル・ネットワーク計画の基礎研究として, 水田及び池の特質と推移について検討した。約100年前, 水田は谷戸田と河川沿い水田がほぼ同面積で約7400haあり, 池は谷戸奥の農業用の溜池を中心に約140ヶ所あった。現在では, 水田は約600haに減少するとともに, 池は溜池がほとんどなくなり, 53ヶ所が公園化等により残されているに過ぎない。その保全再生が今後の大きな課題である。
1990年代、ソ連崩壊後のロシアにおいて、当時高価だったHDDの代わりに「VHS」にデータを記録する方法が発明されました。HDD4台分のデータを1本のVHSに押し込むことができたロシアの革新的な製品「ArVid」について、ブロガーのジェイコブ・フィリップ氏が解説しています。 ArVid: how Russians squeezed 4 hard drives into one VHS tape in the 90s – Jacob Filipp https://jacobfilipp.com/arvid-vhs/ 当時のHDDは多くとも500MB程度の容量しかなく、大量のデータを保管するには大量のHDDを必要としました。しかし、当時ロシアにおいてHDD1台は1カ月分の給料に相当するほど高く、大容量の記録媒体の確保は困難だったそうです。 そうした状況を改善すべく、ロシアで開発された機器が「A
最近のITmediaの記事から各社のカメラの作例を選んだ。これはほんの一部だが、荻窪さんが同じガスタンクを作例に選んでいることが分ると思う。すると二つのことが気になってくる。なぜガスタンクなのか、そしてこのガスタンクはいったいどこにあるのかだ。 このガスタンクの場所を知りたい。そして同じように写真を撮りたいと思うようになった。アニメの舞台をたどる、いわゆる聖地巡礼と似たような気持ちだ。 荻窪さんに案内してもらえることになった と思っていたところ、なんと荻窪さん本人に例のガスタンクを案内してもらえることになった。 左が荻窪圭さん。祖師ヶ谷大蔵駅に集合しました。 きっかけは、偶然にも当サイト編集長の林さんとご近所だと判明したこと。林さんもかつてはガスタンクを集めたウェブサイトを作っていたことがある。そんな縁で林さんが連絡を取ってくれたのだ。 というわけで今日は林さんも一緒。二人が見ているのは荻
文化系女子と喋るとだいたい「新海誠が好きだった元彼」という謎の共通項が浮かび上がるのですが、世の文化系女子はみんな一度は新海誠好きな男子と付き合ったことがあるのでしょうか…………?????新海誠元彼、同一…人物なのか……?ってくらいみんな似てる — 三宅香帆|『それを読むたび思い出す』発売 (@m3_myk) February 18, 2022 「秒速五センチメートルが好きだった元彼」、みんな長文LINE送ってくる、なぜ? — 三宅香帆|『それを読むたび思い出す』発売 (@m3_myk) February 18, 2022 「新海誠が好きだった元彼」を調べることは、新海作品好きである男性の特徴を理解するのにも役立ちます。そう、つまりは我々の当事者研究です。 今回は、「新海誠が好きだった元カレ」がいた人をTwitterで募集し、協力して頂いた方々に9の質問をさせて頂きました。まずは、ご協力頂
記事のなかでも触れている部分がありますが、まえとあとには東東京の話題がたくさん出てきます。今回はそんな東東京にあるリニューアルされた岩田屋商店で地形に詳しい皆川典久さんと東東京にまつわるマンガ『東東京区区』を描かれているかつしかけいたさんの対談です。(取材協力:岩田屋商店) 皆川典久 2003年に東京スリバチ学会を設立し凹凸地形に着目したフィールドワークで観察と記録を続けている。2012年に『凹凸を楽しむ東京「スリバチ」地形散歩』(洋泉社)を上梓、翌年には続編を刊行。2015年、町の魅力を発掘する手法と取組みが評価され東京スリバチ学会としてグッドデザイン賞を受賞。タモリ倶楽部やブラタモリなどのTV番組に出演。専門は建築設計・インテリア設計。 かつしかけいた 葛飾区出身、在住。2010年頃より地元葛飾周辺の風景を描いたマンガ作品を発表、自主制作マンガ誌『ユースカ』『蓬莱』に参加。イラストレー
京浜フェリーボートは現在、運河ライナー「かなもえ号」で「ピア象の鼻」から「横浜日ノ出町桟橋」を結ぶ水上交通の試験運航を行っている。 大岡川 満潮時でも橋をくぐれる運河ライナー「かなもえ号」 運航ルートは「ピア象の鼻」(象の鼻パーク付近)から、「ピア運河パーク」(エアキャビン運河パーク駅付近)と「ピア日本丸」(JR桜木町駅付近)を経由し、大岡川の「横浜日ノ出桟橋」(京急日ノ出町駅付近)までの往復。始発地点から終着地点までは37分間。 同社はこれまで、2012年から毎年開催されてきた「よこはま運河チャレンジ」に参加。船団パレードや食の市に加え、会場間を船で移動できる水上交通を展開する同イベントを通じ、内港地区と河川を往来する実証実験で、実績やノウハウを積み重ねてきた。 今回の試験運航は1日4往復で、象の鼻からの横浜日ノ出桟橋行きの出港時刻は10時、11時30分、14時、15時30分。復路、横浜
俳句で使われる季語だけを集めた『俳句歳時記』という書籍がいくつも出ている。 季語は「季節を表す言葉」だけあり、気象に関する季語と俳句も多く載っている。 この俳句歳時記に載っている気象に関する季語と、気象俳句を、気象予報士と一緒に鑑賞してみたい。 超絶シブい記事です、すみません。 まずはいちおう念のため、俳句と季語について解説しておきたい。 俳句には、文字数を五・七・五、または17音にまとめる。切れ字(切れとも、句中で詠嘆する部分、「や」、「かな」、「けり」などの文字)を入れる。季語を入れるなどのルールがある。 俳句を作るうえで、文字数や切れは自分で調整ができるものの、季語に関しては、使おうとしているその言葉が、季語かどうか、季語であればいつの季節の言葉なのかを調べる必要がある。 その便宜を図る目的で、季語と実際にその季語を使用した俳句を収録した本が『歳時記』や『俳句歳時記』などの名称でいく
やがて、思い出になってゆく ライター・吉玉サキが、訪れた場所やそこで出会った人、感じたこと、考えたことを綴るエッセイ。 ようやく書けそうな心境になったので書くが、昨年(2023年)の春、ある友人が癌で亡くなった。 その友人・祐樹(仮名)は2歳年上で、私が17歳のとき、全身全霊で惚れた相手だ。当時は祐樹のことが好きで好きで感情がおかしくなり、恋心を通り越して彼のことを神格化していた。彼は特別な存在で、それに気づけた私もまた、彼のそばにいていい存在なのだと思い込んでいた。「こんなに好きになることは二度とない」とJ-POPの歌詞のようなことを思ったが、実際、その後はゆるやかに信頼関係を築くような恋愛が多く、あれほどまでに恋に狂ったのは祐樹が最初で最後だ(今のところ)。 とは言え、それは20年以上前の話だ。喉元過ぎれば熱さを忘れるというが、祐樹に恋していた事実は覚えているものの、当時の感情はもう鮮
故郷・群馬県高崎市の文化芸術振興に生涯を捧げた実業家、井上房一郎。 彼の築いた邸宅は、親交のあった建築家アントニン・レーモンドの スタイルを受け継ぎその哲学を現代に伝えています。 群馬県の中核市として栄える高崎市。商業ビルやマンションが建ち並ぶ駅前の一角に、昭和から時の流れが止まったかのような邸宅が佇んでいます。使い込まれ、時のもたらす変化を受け入れつつも、そのデザインの斬新さは色あせない近代建築。この屋敷の元の主は、井上房一郎(1898~1993)。高崎市に生まれ育ち、高崎市の文化芸術の発展に貢献した実業家です。 井上氏は高崎市屈指の大企業だった建設会社「井上工業」で社長を務めた人物。若い頃、父から会社を継ぐ以前にパリで遊学したことをきっかけに、文化・芸術への造詣を深めました。帰国後は工芸運動に力を注ぎ、ドイツ人建築家ブルーノ・タウト(1880~1938)を高崎に招いたことでも知られてい
本記事は初めてiPhoneで3Dスキャンを行う方や、実際に試して見たが上手く行かなかったとお困りの方に向けたiPhone3Dスキャンの撮影方法等を解説したものです。 その為3Dスキャンとは何か?等の全般的な内容はこちらの記事をご参照ください。 なお本記事は2023年の1月時点での情報をまとめており、最新の情報ではない可能性があります。 また筆者独自の調査や見解も入っており、事実とは異なる部分が存在する場合があります。 自分の記事を読んで為になったという方にお願いです。可能な限りで良いので令和6年能登半島地震の被災地支援のため募金活動をよろしくお願いします。 iPhone3DスキャンのタイプiPhone3Dスキャンにはいくつかのスキャンタイプが存在しています。 それぞれに特徴があるため用途に応じて使い分けると良いでしょう。 なお本記事はiPhoneのリアカメラ/LiDARの解説記事なので、フ
2020年から「路上観察の現在地を探る」として、いろいろな方をお招きして、その方が見ているものの魅力、また、どうしてそういう視点に至ったかなどを、片手袋研究家の石井公二と編集者・都市鑑賞者の磯部祥行がお聞きしてきたトークイベント『都市のラス・メニーナス』。主としてYouTubeで配信してきた。「ラス・メニーナス」とは、17世紀にベラスケスによって描かれた、見る人によってさまざまな解釈を生じさせる絵画。街も、人によって、まったく異なる見え方をしているはずだ。 現在、平井オープンボックスを会場として、毎月1回開催中。その第22回が2023年11月26日(日)に暗渠者・本田創さんをお招きして開催された。 中央が本田さん。左は磯部祥行、右は石井公二(写真=丸田祥三さん)暗渠とは、地下化された水路のことだ。しかし、(すごく広い意味での)路上観察者たちには、主として「都市河川の」暗渠「だった」「空間」
私のnoteでは中央アジアはどんな場所か、景色か、を紹介しておりますが、 ・実際に行くには遠い ・なんだかんだ、行くのは怖い ・言葉(ロシア語、現地語)がわからない 等のハードルは少なからずあるかと思います。(現在は外出自体が足かせになっている状況ですが。。) そこで、まずは「料理を通じて興味を持ってもらおう」というのが今回のエントリーの趣旨です。※店舗随時更新 ※2020/6/28 レイハンウイグルレストランについて追記 ※2020/7/19 VATANIMについて追記 ※2021/5/3 赤の広場、The Ancient Worldについて追記 ※2021/5/23 羊とクミン、ジェベック ジョルについて追記 ※2022/3/21 ウイグルレストラン シルクロード・タリムについて追記 アロヒディン(東京都中央区)都内で本格的なウズベキスタン料理を食べるならここ。 八丁堀と日本橋の2店舗
2023年の上半期、都市を舞台とした刺激的な書籍が二冊上梓された。美術編集者/評論家の楠見清氏による『無言板アート入門』(ちくま文庫)と、マンガ家/イラストレーターのかつしかけいた氏による『東東京区区』1巻(路草コミックス)だ。 『無言板アート入門』は、雨風や紫外線によって文字が消えてしまった”もの言わぬ看板”を、一種のアート作品として鑑賞する路上観察の書。一方『東東京区区』は、年齢も性別もルーツも”まちまち”な三人が、東東京の様々なまちを散策して新たな魅力を発見していくマンガだ。どちらもまちそのものが背景というより主役になっていると言っていい。 そこで同じくまちを主題とした著書『オイル・オン・タウンスケープ』(論創社, 2022)があるアーティストの中島晴矢を加え、プロジェクトチーム「野ざらし」が主催するイベント「さなぶり」の一環として、墨田区の東向島に位置するスペース「藝とスタジオ」に
2023年の上半期、都市を舞台とした刺激的な書籍が二冊上梓された。美術編集者/評論家の楠見清氏による『無言板アート入門』(ちくま文庫)と、マンガ家/イラストレーターのかつしかけいた氏による『東東京区区』1巻(路草コミックス)だ。 『無言板アート入門』は、雨風や紫外線によって文字が消えてしまった“もの言わぬ看板”を、一種のアート作品として鑑賞する路上観察の書。一方『東東京区区』は、年齢も性別もルーツも”まちまち”な三人が、東東京の様々なまちを散策して新たな魅力を発見していくマンガだ。どちらもまちそのものが背景というより主役になっていると言っていい。 そこで同じくまちを主題とした著書『オイル・オン・タウンスケープ』(論創社, 2022)があるアーティストの中島晴矢を加え、プロジェクトチーム「野ざらし」が主催するイベント「さなぶり」の一環として、墨田区の東向島に位置するスペース「藝とスタジオ」に
「移転先はこちら」「長い間ありがとうございました」。来月に既存の建築物の解体工事が始まる京成立石駅北口前の一帯では、あちこちの店先に閉店を知らせる張り紙が出ている。 通りを脇に入った「呑(の)んべ横丁(よこちょう)」。小さなスナックや居酒屋が並ぶ、昭和の飲み屋街だ。いまや、あかりがともる店の方が少ない。「移転先が決まらないまま閉じた店もある」。地元の米穀店で働く塔嶌(とうじま)麦太さん(28)が説明する。 立石駅周辺の再開発事業 京成立石駅高架事業に合わせ、駅北口と南口の東西、計3地区を整備する。先行する北口は2023年9月に既存建物の解体に着手、24年6月に着工、28年10月完成予定。低層の商店や住宅が立っていた約2.2ヘクタールの区域の西側に住宅や店舗が入る地上36階建てビル、東側に区役所や店舗が入る地上13建てビルを整備する。南口の2地区も事業認可に向けて街づくりの検討を行っている。
もう1週間経ってしまいましたが。日本ピクトさん学会presents スライドトークイベントvol.4「都市鑑賞論」にご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。東京、大阪、広島、宮城など県外からお越しくださった方もたくさんいてうれしかったです。特に上海から文字通り飛んで来てくれた共通の友人、前川ヤスタカさんに感謝。 私はこのイベントのために「都市鑑賞年表」を制作。喜田川守貞の『守貞謾稿』、坪井正五郎の『工商技芸看板考』、国木田独歩の「武蔵野」、萩原朔太郎のステレオ写真、坂口安吾の「日本文化私観」などを紹介し、「ソトの目」というキーワードを用いながら、人が新しい視点を獲得するというのはどういうことなのかを考えてみました。 途中で大山さんが持ち出したのは、鑑賞スタンスについての問題提起というか悩みというか、そんな話題。大山さんの大意を私なりの言葉でまとめると以下のようになります(内海が編
明🌗(あける) @AKL_BKA_NS 今朝は大漁であった。女性アイコンのプロフ見てのスパムどもは【攻撃的な行為や嫌がらせ】⇒【望ましくない閲覧注意コンテンツや刺激の強いコンテンツ】で凍ります。 pic.twitter.com/60noJ9MOv9 2024-01-05 09:45:53
『紅い花』のヒロインと同姓同名 ── 1974年11月放映の『夢の島少女』で中尾さんは佐々木昭一郎ドラマのヒロインとして鮮烈にデビューされましたが、再見するとこのおかっぱのヒロインはどこか次に佐々木さんが手がけるつげ義春原作『紅い花』の主人公にも通じる気がしました。 おかっぱもそうなんですが、私は演じた少女にはいちおうサヨコという名前を付けていたんです。それは私が山口小夜子のファンだったからなんですが、偶然にも登場するお祖母ちゃんがキクチ姓だったので、フルネームがキクチサヨコになってしまったんです(笑)。 ── それって『紅い花』の主人公の名前ですね!なんたる偶然‥‥。でもそんなこともあるくらいですから、続けて『紅い花』の主演もオファーされるのが自然な気もしますが。 私も『夢の島少女』の頃に参考図書としてつげさんの分厚い作品集を佐々木さんからいただいて熟読していたので、もちろん『紅い花』も
1974年10月15日、わが国の放送史に屹立する画期的なドラマが誕生し、同時に神話的なヒロインが生まれた。かねてNHKの鬼才ディレクターとして注目されていた佐々木昭一郎の作・演出になる『夢の島少女』は、現在よりはるかに画一的だったテレビ番組のなかに忽然と異物が紛れ込んだような75分の極めて特異な作品だ。そして、映像詩と呼ぶのが最もわかりやすいであろう同作の軸となって、これまた香り立つような不思議な魅力で視聴者を釘づけにしたのがヒロインの中尾幸世であった。 この作品で中尾幸世という逸材を文字通り発掘した佐々木昭一郎は、1980年の『四季~ユートピアノ~』で再度中尾をヒロインに起用して、イタリア賞のRAI賞など国内外の数々のテレビ賞を受賞、エミー賞にもノミネートされた。以後、佐々木と中尾のコンビは81年の『川の流れはバイオリンの音』、83年の『アンダルシアの虹』、84年の『春・音の光』の〈川(
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