次に並ぶ数字が何か、すぐに分かる人はいるだろうか。 1番は米国。となると、経済規模か。いや、経済規模であれば、2番目にインドネシアが並ぶことはない。3番目は英国で、4番目はトルコ、5番目がフランス、6番目がフィリピンと先進国と新興国が交互に並ぶ。そして、日本が上位10位に入っていない点も特徴的だ。 世界に押し寄せる「IT津波」 これは、「IT(情報技術)津波」に飲み込まれた人々の数である。米国発のあるウェブサービスの利用者数だ。 日本人の99%はこの答えを想像できないし、理解も難しい(正直な話、著者も本稿向けにデータを探していて初めて知った)。 答えは、「Facebook(フェイスブック)」の登録者数上位10カ国である。FacebookというIT津波は、新興国でも猛威を奮っているのである。なお、出所は「CheckFacebook.com」で、Facebookの公表数字ではないが、Faceb
ぼく就活生。リクナビからJR東海にプレエントリーして驚いた。 ■■■JR東海からID・パスワードのお知らせ■■■ あのに 増田 様 ◆あのに 増田さんのID・パスワード◆ ID:12345678 パスワード:mypassword こんにちは!JR東海人事部です。 このたびは当社にプレエントリーを行って頂きまして、 誠にありがとうございました。 こんなメールが届いたの。 なにに驚いたって?登録画面で入力したパスワードが平文メールに書かれてたってとこ。 「mypassword」って書いてるところにぼくの大事なパスワードが書かれてたの。Gmailでも使ってる大切なやつ。 同じパスワード使ってるぼくも相当間抜けなんだけど、いまの時代いくらなんでも平文メールにパスワードはないでしょ。 とっても怖かったのでJR東海とGmailのパスワードを変更して寝ました。 恐怖はこれで終わらずに2ヶ月後。こんなメー
日米で異なるソフトウェアの作り方 私がシアトルに来たのは1989年なので、こちらに来てもう20年以上になる。最初の10年をMicrosoftのソフトウェアエンジニアとして過ごし、後半の10年は起業家としてソフトウェアベンチャーを3つほど立ち上げている。こうやって1年の大半を米国西海岸で過ごしながらも、日本には毎年数回仕事で帰国しているし、日本語でブログや記事を書いてもいて、ある意味で「日本のソフトウェアビジネスを、一歩離れてちょうどよい距離で見る」ことができる立場にいる。 そんな私が常々感じているのは、日本でのソフトウェアの作り方が米国のそれと大きく違っていること。そして、日本のソフトウェアエンジニアの境遇が悪すぎること―そして、それが「日本のソフトウェアが世界で通用しない」一番の原因になっていることである。 そもそもの成り立ちが違う日米のソフトウェア業界 日米のソフトウェアの「作り方」の
9月になってもまだ就職先が決まらない大学生の数が、卒業予定者数の3割を超え今年は過去最高になるようである。2008年の金融危機で大幅に落ち込んだ日本の大企業の業績は今年になって軒並み回復したが、日本の新卒にとってのきびしい状況は一向に変わっていない。しかし日本の大企業が採用数を減らしているかというとそうではない。今や日本の大企業は海外で外国人を積極的に採用しているのだ。筆者はこの傾向は今後も変わらないと考えているし、また日本の企業が積極的に海外採用することはすばらしいことだとも思っている。今後は市場が縮小していく日本に留まっていても企業は高収益をあげることはできない。そこで日本企業はいちはやくグローバル化し、熾烈なアジア市場のなかでの競争を勝ち残っていかなければいけないのだが、それには優秀な若いアジア人を雇い彼らの力を最大限に活用していかなければいけないのだ。 楽天やユニクロなどは社内公用
ギャンブルやバカラの本は人気上昇中です。ギャンブルに関する本の出版社を無視してギャンブルについて語ることはできないでしょう。こういった本は、読み出すと本当に面白いものです。世界中には多くの出版社があり、その数を数えたり、ひとつひとつ解説するのは不可能です。しかしここでは、ギャンブルに関する良質な書籍を出版している人気の出版社をご紹介します!他にもご紹介したい出版社はたくさんありますが、ここでは数社に限定しています。 (more…) ギャンブルやバカラの本は人気上昇中です。ギャンブルに関する本の出版社を無視してギャンブルについて語ることはできないでしょう。こういった本は、読み出すと本当に面白いものです。世界中には多くの出版社があり、その数を数えたり、ひとつひとつ解説するのは不可能です。しかしここでは、ギャンブルに関する良質な書籍を出版している人気の出版社をご紹介します!他にもご紹介したい出版
私は1年以上、エンタープライズの世界(企業向けSIとか)から離れ、ずっとGoogle App Engineをやっています。今は、Google App Engine + Webkitベースのブラウザで動くHTML5を使ったグローバルな新サービスを提供しようとしていて、新規事業立ち上げのために日々奮闘しているので、エンタープライズな世界に戻ってくることは、基本無いでしょう。 私は、受託開発に未来はないと思っているので、自分でサービスを提供する側に回ろうとしているわけです。受託開発に未来はないといっても、文字通り未来はないという意味で、すぐになくなるわけではないし、生きてくために必要な部分も多々あると思います(うちの会社もSIerだし)が、今後は撤退すべきだろうという判断です。 受託開発になぜ未来がないかというと、世の中の動きがかなり速くなっているので、その中で素早くチャンスを捕まえたものが生き
ヤマダ電機、ヨドバシカメラ、ビックカメラといった家電量販店の安売り競争はし烈である。郊外型のヤマダ電機が駅前に進出し、さらに、競争は激しくなっている。池袋の駅前では、大通りをはさんで、どちらの歩道にいても両店の呼び込みの声が聞こえる。また、都市部だけでなく地方都市でも、駅前は、昔、百貨店だっとところが、家電量販店になっているところも多い。 そうした中、家電量販店よりもかなり高い価格で販売して、お客様から喜ばれている街の電気屋さんが町田にある。でんかのヤマグチだ。随分前から気になっていたが、ようやく昨年末、山口社長を訪ねてお会いすることができた。メディアもの取り上げられているので御存知の方もいらっしゃると思うが、簡単にご紹介したい。 人によって、高額商品の買い方は異なるだろうが、価格コムで最安値を検索⇒家電量販店で確認・交渉⇒妥協できる価格になったら購入 といったパターンの方も多いのでないか
2010年04月19日 23:30 カテゴリボードゲーム モノポリーで学ぶファイナンス/中学時代の苦い思い出 Posted by fukuidayo No Trackbacks Tweet 今日、東京から富山に帰る新幹線の中でファイナンスに関する本を読んでいたのだけれど、途中から、 「やっぱファイナンスについて楽しく理解するにはモノポリーが一番だよなぁ…。」 なんて面白いことを思いついてしまったものだから、モノポリーをつかってどうやってファイナンスを説明するか考えることに集中してしまって、全然本を読み進めることが出来なかった。実際には、モノポリーで説明できないファイナンスの要素なんて山のようにあるのだけど、それでもやっぱりモノポリーは基礎的なファイナンスについて知るにはいいゲームだと思うんですよね。 なんといっても楽しいしね。 そんなわけで、少しモノポリーの思い出を語ってみようと思う。 1
フォロワー160万人超の顧客感動創造術! “型破り”米航空会社ジェットブルーは、 ツイッターでも先を行く 「イエイ、ジョットブルー!」。顧客は喜びツイートする。ケータイから困ったことをツイッターでつぶやくと、2分後にメッセージが送られてくる。空港で途方に暮れてツイートすると、それを見つけて迅速に問題を解決しようとがんばってくれる。こんな航空会社が本当にあるとは信じられない読者が大半だろう。しかし、そんな驚くようなカスタマー・ケアを実現しているのが、米国で躍進中の航空会社ジェットブルー・エアウェイズ(JetBlue Airways、以降ジェットブルー)だ。 『ビジネスモデルの破壊者たち 1か月乗り放題チケットで話題騒然!米航空会社ジェットブルーの型破り経営)』でも、その革新的な経営と成長の秘密が述べられているが、日本航空など世界の大手航空会社が苦闘しているにもかかわらず、勝ち組街道を突っ走っ
「県も県だが、JALもJAL。これでは正直者がバカを見ることになります」。 怒りを抑え切れずにぶちまけたのは、全日本空輸(ANA)の岡田晃・執行役員企画室長。しかし、言葉をぶつけた相手は「ご理解賜りたい」とひたすら繰り返すだけだったという。2月8日の午後、静岡県庁内でのひとこまだ。 2月4日にレポートした静岡県による福岡便への緊急支援策が大きな波紋を呼んでいる。 静岡県は日本航空(JAL)の静岡―福岡便(1日3往復)の実質搭乗率を上げようと、緊急の利用促進策を2月から3月末まで実施している。約8000万円の県費を投じ、春休みの若者を対象とした福岡格安ツアーなどへの補助を行う。対象者は先着で1万1000人にのぼる。一社一路線のみを税金で支援する異例の施策である。しかも、県庁あげての年度末の一大事業だ。 こうした県の緊急支援策に対し、静岡空港に定期便を就航させているJAL以外の航空会社が異議を
長引く不況の中、自社の経営に悩みを抱えている中小企業の経営者が多いのではないでしょうか。そんな中、経営の内部を社員に公開し、徹底的な透明化(=見える化)を継続することで、社員のモチベーションを高め、増収増益を達成した会社があります。それが経営サポート事業などを行なう武蔵野です。「中小企業のカリスマ」と呼ばれる同社の小山昇社長が「現場の見える化」の方法を伝授します。2回目は「パクり方」をご紹介しましょう。 同僚のまねをして成果を出すと、賞与を倍にする 人は誰しも「プライド」を持っていますが、会社がよくならないとしたら、それは「プライド」がジャマをしているからかもしれません。とくに「あの人のまねだけはしたくない」というプライドが、社員の成長を、ひいては会社の成長を妨げているのかもしれません。 よく「オレ、人のまねをしたくないんだよね」とか「自分らしさを大切にしたいんだよね」と語る人がいます。で
JR東日本グループのルミネが運営する新宿駅ビル「ルミネエスト」と、テナントに入る飲食店の間でトラブルが続いている。 かつて、当サイトでも報じた「ベルク問題」(記事参照)に続いて、同ビル7Fに入居している沖縄料理店「ナビィとかまど」に対して、立ち退きを要求しているのだ。また、この立ち退きトラブルが転じて、同店従業員の給料未払い問題に発展しているという。同店従業員が語る。 「ルミネの言い分は、”『ナビィ』への賃貸契約は今年の10月31日に切れているので、すぐに立ち退け”というもの。ところが、現在の当店のオーナーが所有している契約書には、”平成24年10月31日までの契約”と書いてあるんです。現オーナーは、前オーナーからこの契約書のみ引き継いでいるのですが、ルミネの主張は『同契約書は効力がないもので、それとは別の、前オーナーと結んでいた平成21年10月31日までの賃貸契約書こそ、実効性のあるもの
資金繰りに頭を悩ませているベンチャー企業経営者は多いかもしれない。世界のユーザー同士で母語を教え合うSNS「Lang-8」を運営するランゲート(京都市)の喜洋洋社長(25)もそんな1人だ。1カ月の売り上げは10万円ほどで、経費の9%しかまかなえていないため、ユーザーから寄付を募ったり、黒字化達成に必要な有料会員数をサイトの目立つ位置に掲載するなど、あの手この手で収益拡大に努めている。 この状況だけを聞くと、Lang-8がよっぽど人気のないサイトなのかと思われそうだが、そんなことはない。世界190カ国以上の会員に利用され、会員数は9万人。日本発のサイトにもかかわらず、約7割のユーザーが日本語以外の母語を使用している。ネットメディア関係者などが革新的なネットサービスを表彰する「WISH2009」で2位に選ばれるなど、注目を集めている。 大赤字でも、喜社長は前向きだ。「世界中でスタンダードに使わ
エコポイント制の恩恵を受けて、薄型テレビの売れ行きが好調だ。 そんな中、今週明けの日本経済新聞(朝刊)では、薄型テレビを巡る記事が相次いで一面を飾っていた。 その見出しを引用すると、 ■11月16日(月)日本経済新聞(朝刊)一面 テレビ自社生産を縮小 〜日立国内1カ所に 東芝ベトナム撤退〜 ■11月17日(火)日本経済新聞(朝刊)一面 LED部品 シャープ、ソニーに供給 〜液晶テレビ用共同開発も検討 とりわけ17日(火)の記事で引用されている米ディスプレイサーチのデータは日本のテレビメーカーにとっては屈辱的なものだ。 <薄型テレビの全世界売上シェア(2009年1〜6月)> サムスン電子(韓) 23,2% ソニー 13,7% LG電子(韓) 12,7% パナソニック 7,9% シャープ 7,0% その他 35,5% 〜 米ディスプレイサーチのデータより 〜 ソニーは世界一の座をあっさりとサム
ジャーナリスト/佐々木俊尚 表の技術力、裏の技術力という言葉がある。この言葉を知ったのは、製造業コンサルティングのネクステック前社長だった山田太郎氏に取材した時のことだ。もう4年以上も前の話になる。 山田氏は取材の時、こう言った??日本の製造業が自慢してきた技術力というのは実のところ「裏の技術力」でしかなく、消費者を惹きつけるような「表の技術力」には非常に乏しい。たとえば、と彼は私が使っていたICレコーダーを手にとって説明した。「スピーカーの穴がきれいに操作盤のまわりに沿って複雑なアールをつけられてますよね。でもICレコーダーという実用品でそこまでの造形が必要か。これが海外メーカーだったら、スピーカーの穴なんてシンプルな長方形に形成するだけです。必要なのはこういう『裏の技術』じゃなくて、もっと別の『表の技術』だと海外メーカーはわかっているから」 では「表の技術」とは何か。それはすなわち、ネ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く