DOCTYPE宣言とは DOCTYPE宣言とは、SGML宣言の一種で、日本語では「文書型宣言」といわれます。 「このSGML文書のルート要素は何で、何という実体を定義し、何という要素を使う…」といったものをこの中で決めていきます。 SGML文書には、文書型宣言は必須です。HTML文書もSGML文書である以上、文書型宣言は必須です。これとtitle要素をなくして、HTML文書はHTML文書たりえません。DOCTYPE宣言のない似非HTMLは、プレーンテキストと解釈されようが、完全に無視されようが、文句は言えないのです。 決まった文書型であれば、それを使いまわすほうが楽なので、その文書型を一つのファイルにして、それを参照する、という形を取ることも出来ます。HTMLなどはその例です。 ここでは、「ある文書型を参照する場合のDOCTYPE宣言」について見ていきましょう。