ブックマーク / nazology.net (83)

  • 古代ギリシアで作られた人類初の飛行ロボ「空飛ぶハト」 - ナゾロジー

    アルキタス(紀元前428〜紀元前347年)は、古代ギリシアの哲学者、数学者として知られます。 マグナグラシアのターラント(現在の南イタリア)で生まれた彼は、幼少の頃、ピタゴラス教団の一員で、数学者であったフィロラオスの教えを受けました。 やがて彼自身もピタゴラス派となり、数学を絶対視するように。 算術のみが満足のいく証明の根拠となり、それは幾何学では達成できないと考えました。 数学的な原理を機械学(力学)に応用した最初の人物はアルキタスだったと言われています。 彼はそれを証明するためにある発明をしました。 それが、史上初の自走式飛行装置「空飛ぶハト(Flying Pigeon)」です。

    古代ギリシアで作られた人類初の飛行ロボ「空飛ぶハト」 - ナゾロジー
  • 生身で宇宙空間に出たとき、人体はどれだけ耐えられるのか? - ナゾロジー

    宇宙を舞台にしたSF作品では、人間が宇宙空間に生身で放り出されるシーンが描かれることがあります。 ただその描写は、作品によってだいぶ異なります。 過激なものだと急激に膨張して爆発したり、瞬時に凍り付いたりといった表現がされます。一方、アニメ作品のガンダムでは耳を塞いで目を閉じ宇宙空間に生身で飛び出しコックピットに乗り移るシーンが描かれています。 一体どの表現がより現実に近い状態なのでしょうか? 今回は宇宙空間に出た人体はどうなるのか、科学的な予想を解説します。

    生身で宇宙空間に出たとき、人体はどれだけ耐えられるのか? - ナゾロジー
    nenesan0102
    nenesan0102 2021/11/24
    怖い
  • マウスの「うつ状態を20分で治す点鼻薬」が開発される - ナゾロジー

    未来の抗うつ薬は点鼻薬が主力かもしれません。 日の東京理科大で行われた研究によれば、改良された抗うつ剤を点鼻薬でマウスに投与したところ、うつ状態がわずか20分で解消された可能性がある、とのこと。 研究で用いられた抗うつ薬は来、脳内に直接投与するタイプのものでしたが、改良によって鼻粘膜への投与でも同じ効果を得られるようになったようです。 研究内容の詳細は『Journal of Controlled Release』に掲載されています。 On the Nose: Scientists Optimize Intranasal Anti-Depressant Drug Delivery to the Brain https://www.tus.ac.jp/en/mediarelations/archive/20211111_8305.html Usefulness of cell-penetr

    マウスの「うつ状態を20分で治す点鼻薬」が開発される - ナゾロジー
  • 「半殺し」にしたがん細胞を体に戻すと免疫療法が上手くいくと判明! - ナゾロジー

    がん消滅の秘訣は「半殺し」にありました。 アメリカのマサチューセッツ工科大学(MIT)で行われた研究によれば、マウスの体から切り取った、がん細胞のDNAをズタズタにして(半殺しにして)、再び腫瘍に戻したところ、免疫療法の治療効果が大幅に上昇したとのこと。 新たに開発された「半殺し」法は、黒色腫と乳がんに対しても効果を発揮し、免疫療法の併用によってマウスの40%において腫瘍が完全に消滅しました。 しかし、いったいどうして一部の細胞を「半殺し」にして戻すだけで、免疫システムは腫瘍全体を攻撃し始めたのでしょうか? 研究内容の詳細は10月19日に『Science Signaling』に公開されています。 Chemotherapy-Injured Tumor Cells Boost Anticancer Effectiveness of Immune Checkpoint Inhibition ht

    「半殺し」にしたがん細胞を体に戻すと免疫療法が上手くいくと判明! - ナゾロジー
  • 宇宙に始まりはなく過去が無限に存在する可能性が示される - ナゾロジー

    物理学が未だに説明できていない問題現在、物理学にはまったく異なる2つの理論が存在し、どちらも大きな成功を収めています。 その2つの理論とは、量子力学と一般相対性理論です。 量子力学は、自然界を支配する4つの基的な力のうち、3つの力(電磁気力、弱い力、強い力)を微小な世界で記述することに成功しました。 ただ、重力についてはまだうまく説明することができていません。 一方、一般相対性理論は、これまで考案された中でもっとも強力で完全な重力の記述方法です。 しかし、一般相対性理論にも不完全な部分があり、この世界で2つのポイントについてだけ理論が破綻しています。 それが「ブラックホールの中心」と「宇宙の始まり」です。 ここについては、一般相対性理論でも計算が破綻してしまい、信頼できる結果を得ることができません。 そのため、これらの領域は「特異点」と呼ばれていて、現状の物理理論が及ばない時空のスポット

    宇宙に始まりはなく過去が無限に存在する可能性が示される - ナゾロジー
  • アルツハイマー病の原因「アミロイドβ」の発生源は肝臓の可能性がある - ナゾロジー

    アルツハイマー病の原因は脳ではなくは肝臓かもしれません。 9月14日にオーストラリアのカーティン大学の研究者たちにより『PLOS Biology』に掲載された論文によれば、アルツハイマー病の原因として知られる「アミロイドβ」の生産地が脳細胞ではなく肝臓の可能性があるとのこと。 もし事実ならば、肝臓でのアミロイドβ生産を遮断することで、アルツハイマー病の予防となるでしょう。 特筆すべきは、研究成果をもとに、既に人間を対象にした臨床試験が進められている点にあります(※現在オーストラリアにて参加者募集中)。 認知症の過半を占めるアルツハイマー病が克服できれば、認知症患者を一気に半分以下まで減らすことが可能になるでしょう。 認知症医学の最前線では、いったい何が起きているのでしょうか?

    アルツハイマー病の原因「アミロイドβ」の発生源は肝臓の可能性がある - ナゾロジー
  • 「人工腎臓」の試作に成功!透析患者の生活の質を改善させる - ナゾロジー

    腎臓は血液をろ過する役割のある重要な臓器で、もし機能しなくなった場合、人工透析を数日起きに受けなければなりません。 これは非常に患者にとって負担となる医療行為です。 そのため、腎臓病患者を透析装置や移植待機から開放するため、カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)は人工腎臓を研究する大規模プロジェクト「The Kidney Project」というものを進めています。 そして、このプロジェクトがスマートフォンサイズの人工腎臓の試作品を完成させ、前臨床試験(ヒトを対象とした試験に入る前の安全性確認試験)に成功しました。 この研究チームは、米国保健福祉省(HHS)と米国腎臓学会(ASN)により設立された腎臓病治療の革新を加速させるための官民パートナーシップ『KidneyX』において、優れた成果として「フェーズ1人工腎臓賞(Phase 1 Artificial Kidney Prize)」

    「人工腎臓」の試作に成功!透析患者の生活の質を改善させる - ナゾロジー
  • 2021年イグノーベル賞10部門を解説!|日本人科学者も受賞 - ナゾロジー

    輸送賞:サイを空輸するには逆さ吊りがいい輸送賞:サイを空輸するには逆さ吊りがいい / Credit:ナミビア環境観光省(MET)最初に紹介するのは、サイの空輸を行う方法にかかわる研究です。 アフリカに生息するサイは、密猟者による殺害や農地開発による生息地の減少によって個体数が減少し、近親交配が多発する事態に陥っています。 そのためナミビア環境観光省(MET)は、ある地域で捕獲したサイを別の地域に輸送することで、近親交配を避ける試みを続けてきました。 輸送のほとんどはヘリコプターを用いた空輸です。 ナミビアの地形は起伏が多くトラックが使えないからです。 そこで問題になるのが「どんな姿勢でサイを吊るし上げるか」です。 これまでは主に、サイを睡眠薬で眠らせた後、横向きに寝転がせて輸送する手段がとられてきました。 しかし新たな研究によって、むしろ逆さに吊り下げることが「おそらくは」より良いことが示

    2021年イグノーベル賞10部門を解説!|日本人科学者も受賞 - ナゾロジー
  • 数学の能力は「脳内物質の濃度で変化する」と明らかに! - ナゾロジー

    子どもの頃、数学が苦手で苦労したという人は多いかもしれません。 そんなとき、できるやつとは頭の作りが違うんだろうなあ、と漠然と考えたかもしれませんが、ある意味それは正しかったようです。 英国オックスフォード大学をはじめとする研究グループは、数学の能力が神経伝達物質GABAとグルタミン酸の濃度に関連しているという新しい研究を発表しました。 これは数学の理解が、頭の作りではなく神経伝達物質の濃度の問題だったことを示唆しています。 そのため研究者たちは、将来的に数学が苦手な子どもたちの学習を、薬理学や非侵襲的な脳刺激によって支援できるかもしれないと語っています。 研究の詳細は、科学雑誌『PLOS Biology』に7月22日付で発表されています。

    数学の能力は「脳内物質の濃度で変化する」と明らかに! - ナゾロジー
    nenesan0102
    nenesan0102 2021/09/09
    うちの父親、発達障害だけど「眠れない時は頭の中で数式を解いて…」みたいな人なんだけど、娘の私は足し算でつまづいてしまった算数障害なんだよなぁ。GABAとかだけが原因なんかなぁ。
  • フキノトウから「がんを壊死させる」強力な化合物を発見! - ナゾロジー

    がん治療の未来はフキノトウが握っているかもしれません。 9月1日に、日の岐阜大学の研究者たちにより『The Journal of Clinical Investigation』に掲載された論文によれば、日原産のフキノトウの苦味成分から、極めて強力かつ副作用の少ない、抗がん作用のある化合物「ペタシン」が発見されたとのこと。 効果は動物実験においても確認されており、がんになったマウスの腹腔(横隔膜の下)にペタシンを投与することで、がん細胞の増殖と転移を防ぎ、縮小させることにも成功。 さらにマウスの体には、目立った害も現れなかったそうです。 しかし、どうしてペタシンに、これほどの抗がん作用があったのでしょうか? 以下では、発見につながった研究者たちの地道な努力を紹介しつつ、ペタシンの秘密に迫っていきます。

    フキノトウから「がんを壊死させる」強力な化合物を発見! - ナゾロジー
  • 「永遠につづく愛」1600年前の”抱擁したまま埋葬された男女”が中国で見つかる - ナゾロジー

    中国北部・山西省にて、抱擁したまま埋葬された男女の遺骨が発見されました。 埋葬時期は、約1600年前の北魏時代(386〜534年)に当たると見られます。 二人の関係性が恋人なのか夫婦なのかは分かりませんが、「永遠の愛」を誓った男女であることは確かなようです。 研究は、6月4日付けで学術誌『International Journal of Osteoarchaeology』に掲載されています。 1,500-year-old burial in China holds lovers locked in eternal embrace https://www.livescience.com/buried-lovers-embrace-china.html 1,600-Year-Old Skeletons in Lovers Embrace Found in North China https:/

    「永遠につづく愛」1600年前の”抱擁したまま埋葬された男女”が中国で見つかる - ナゾロジー
  • 新型コロナ後遺症は「体内で目覚めた別のウイルスが原因」と示される - ナゾロジー

    コロナ禍において人類は、2種類のウイルスと戦っていました。 最近、World Organizationの研究者たちにより『Pathogens』に掲載された論文によれば、新型コロナウイルスによる長引く後遺症が「EBウイルス」と呼ばれる、既に体内にある別のウイルスの再活性化によって引き起こされていることが示されました。 新型コロナウイルスに感染すると、体内で潜伏状態にあったEBウイルスが目を覚まし、「脳の霧」に代表される、長期的な後遺症を発症させていたようです。 つまり人類が戦っていたのは、新型コロナウイルスとEBウイルスの両方だった可能性が高いのです。 人類の体内に潜むEBウイルスとはどんなウイルスなのか? そしてEBウイルスが新型コロナウイルスによって目覚めるのは、なぜなのでしょうか?

    新型コロナ後遺症は「体内で目覚めた別のウイルスが原因」と示される - ナゾロジー
  • ネコは「自分の名前」も「飼い主の声」も分かっていてあえて無視している - ナゾロジー

    ネコは飼い主が名前を呼んでも反応しないことが多いです。 これは、飼い主の声や自分の名前が分かっていないからなのでしょうか? 近年の日の研究によって、実はネコは「飼い主の声」も「自分の名前」も分かっていたと判明しました。 ネコはあえて飼い主の呼び声を無視していたのです。 ツレない、答えないけど飼い主の声聞き分ける。科学的に証明 https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/press/p01_250327_02.html ネコは自分の名前を聞き分ける~ヒトの発する「自分の名前」と「他の名詞」や「同居ネコの名前」を区別する能力を実験的に証明~ https://www.sophia.ac.jp/jpn/news/PR/press0405.html Vocal recognition of owners by domestic cats (Felis catus) ht

    ネコは「自分の名前」も「飼い主の声」も分かっていてあえて無視している - ナゾロジー
    nenesan0102
    nenesan0102 2021/08/15
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  • 若いマウスの「うんち移植」で老いたマウスの脳が若返ると明らかに - ナゾロジー

    糞便移植で脳が若返えるようです。 8月9日にスウェーデンのカロリンスカ研究所の研究者たちにより『Nature Aging』に掲載された論文によれば、若いマウスから老いたマウスに糞便移植を行うと、老いたマウスの認知機能と免疫力が大幅に改善したとのこと。 どうやら脳機能は脳細胞の働きだけで決まるのではなく、腸内細菌の支配も受けているようです。 しかし、いったいどんな仕組みで糞便移植が脳を若返らせていたのでしょうか?

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  • 自閉症の子どもたちを救う「マインクラフト」の世界、ゲームがもたらす良い影響 - ナゾロジー

    「マインクラフト」はレゴのようにブロックを配置して、建物やオブジェを作りそこで冒険できる極めて自由度の高い人気ゲームです。 そしてこのゲームはただブロック遊びをするだけでなく、コミュニティを作って大勢の人と交流して遊ぶこともできます。 さらにこのオンラインゲームは、何千人もの自閉症の子どもたちにとっても社会的スキルを学ぶ重要な場として活躍しているのです。 社会とのつながりをうまく保てない子どもたちを救う「マインクラフト」は、彼らに対しどのように機能しているのでしょうか? このテーマは、カリフォルニア大学アーバイン校(UCI)のケイト・リングランド(Kate Ringland)氏が、2016年に開かれた『Human Factors in Computing conference』などの学会で発表されています。

    自閉症の子どもたちを救う「マインクラフト」の世界、ゲームがもたらす良い影響 - ナゾロジー
  • ぐにゃりと曲がる「柔らかい氷」を作ることに成功 - ナゾロジー

    針金のように柔軟に曲がる細長い氷 / Credit: Peizhen Xu, Bowen Cui, Xin Guo and Limin Tong, Zhejiang University chemistry

    ぐにゃりと曲がる「柔らかい氷」を作ることに成功 - ナゾロジー
  • ネコは「ヒゲ疲れ」で食事をやめるという研究 - ナゾロジー

    ネコは時々、エサが残っているのに、ボウルの底が見えると事をやめることがあります。 また、ネコによってはボウルを傾けてエサをこぼし、床の上からべるものもいます。 必ずというわけではありませんが、これは世界中のネコに広く見られる行動で、その理由はまだ解明されていません。 しかし現在、最も有力なのは「ヒゲ疲れ(whisker fatigue)」という説です。 Why Do Cats Stop Eating When The Bottom Of The Bowl Is Visible, But There’s Still Food? https://www.scienceabc.com/nature/animals/why-do-cats-stop-eating-when-the-bottom-of-the-bowl-is-visible-but-theres-still-food.html

    ネコは「ヒゲ疲れ」で食事をやめるという研究 - ナゾロジー
    nenesan0102
    nenesan0102 2021/07/08
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  • 腸内細菌を持たないマウスが「ボッチ」になる理由が明らかに - ナゾロジー

    細菌が動物に社交性を与えていたようです。 6月30日にカリフォルニア工科大学の研究者たちにより『Nature』に掲載された論文によれば、腸内細菌がマウスに社交性を与える仕組みを解明したとのこと。 研究では解明された仕組みを利用することで社交性の回復にも成功しました。 いったいどんな仕組みで腸内細菌はマウスに社交性を与えていたのでしょうか?

    腸内細菌を持たないマウスが「ボッチ」になる理由が明らかに - ナゾロジー
  • イカは生命の根本原理「セントラルドグマ」を揺るがす存在であることが判明 - ナゾロジー

    アメリカ・ウッズホール海洋生物学研究所により、イカは自らの力で遺伝子編集できることが判明しました。 一般的には生物の細胞の核内で生じるRNA編集を、「核外」で行うことができるというのです。 こうした特徴は他の生物には見られず、地球上でイカのみと思われます。 研究の詳細は、3月23日付けで「Nucleic Acids Research」に掲載されました。 イカの神経細胞はセントラルドグマから逸脱していた私たちの体をつくるタンパク質は、DNAにコードされた設計図を、様々な種類のRNAが仲介することによって生成されます。 このDNAを出発点としたRNAの仲介を介して行われる一連のタンパク質生成過程は「セントラルドグマ(中心教義)」と言われており、現代の分子遺伝学の中心となっている原理です。 この一連の過程の中で、最も際立っている存在がRNAです。 Credit: kenq セントラルドグマにおい

    イカは生命の根本原理「セントラルドグマ」を揺るがす存在であることが判明 - ナゾロジー
  • 「ネコホイホイ現象」はネコの錯覚によっても起きる! 市民の協力で解明 - ナゾロジー

    ネコを飼い主なら、彼らが狭い箱や隙間を好む妙な習性があるのをご存知でしょう。 ところが、さらに奇妙なことに、ネコは床に描かれただけの四角い枠でも座り込むというのです。 今回、ニューヨーク市立大学の科学的な実験により、ネコは錯覚を認識でき、二次元の四角形でも好んで居座ることが示されました。 研究は、4月30日付けで『Applied Animal Behaviour Science』に掲載されています。 Groundbreaking Cat Science Shows They Love to Sit in Illusory Boxes, Too https://www.sciencealert.com/cats-don-t-just-like-to-sit-in-real-boxes-they-ll-choose-to-sit-in-illusions-of-boxes-too If I f

    「ネコホイホイ現象」はネコの錯覚によっても起きる! 市民の協力で解明 - ナゾロジー
    nenesan0102
    nenesan0102 2021/05/08
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