2020年以降のITエンジニアのニーズ 佐々木俊尚氏(以下、佐々木):次は、4番目のトピックです。2020年以降はどう変わるのか? これは、エンジニアショックが起きる。要するに、オリンピックも終わり、一気にバブルが崩壊して、マイナンバーの需要も一段落する。そうすると、IT業界全体が若干縮小というか踊り場局面に入ることによって、需給のひっ迫状態から解き放たれて、結果的に需要が減ってしまうんじゃないかという話があるんですね。 本当にそうなるのかというと、先ほどのプレスリリースの調査結果ですけど、「今後4年間のITエンジニアの採用予定と2020年以降のITエンジニアのニーズについて」。 要するに、今現在のニーズと、2020年以降のニーズを比較した円グラフがあるんですけれども、これを見るとあまり減る感じではない。 とくに、2020年以降のITエンジニアのニーズについてというと、「どちらとも言えない