オリンピック開催中のリオデジャネイロの街は盛り上がりを見せる一方、厳重な警備体制が敷かれている。観戦者たちの個人情報を狙うハッキングも多発しており、リオはハッカーたちの祭典とでもいうべき状況だ。リオ五輪を観戦しに行く人は、生水を飲まないことと、WiFiを使わないことを心掛けてほしい。 複数のセキュリティ会社が五輪用に設置されたリオ市内のホットスポットを調査したところ、ハッカーたちは市内のいたるところに「偽ホットスポット」を設置し、簡単に個人情報を盗んでいる。 「偽ホットスポット」が乱立中 セキュリティ企業のSkycureは「偽ホットスポットは、ショッピングモールやホテル、空港などあらゆる場所に設置され、まるでジカ熱のように拡散している」と述べた。リオデジャネイロ国際空港でも数多くの偽ホットスポットが見つかり、SSLで暗号化された情報もハッキングされてしまうという。つまり、旅行者は飛行機