上海世界水泳の男子200メートル平泳ぎで銀メダルを獲得した北島康介(28)=日本コカ・コーラ=ら、競泳日本代表が1日、羽田空港着の航空機で帰国。北島は「4月の代表選考会が大事になる。その前に一度(競泳のことを)頭の中から外してあげたい」と“リセット”してから五輪モードに入る考えを明かした。 今回、北島は100、200メートルに加え、メドレーリレーにも出場。08年北京五輪以来、3年ぶりに1大会で7レースを経験した。「チャンスはある。もっとできる」と手応えを口にする一方「体力を上げないといけない。あと気持ちで負けないための精神力も必要。泳ぎについては、これからもう一度分析していきたい」と課題を次々に挙げた。3連覇に挑む五輪のためにも「まずは休みます。(練習再開の)スタートも決めていないし、自然と(練習に)入っていけたら」と話した。 “充電後”は、練習拠点の米カリフォルニア州に戻る。恩師の平