「突然出火、操縦士火だるま」=生存の英人男性証言―エジプト紙・熱気球事故 時事通信 2月28日(木)18時45分配信 【カイロ時事】「着陸時に突然火の手が上がり、操縦士が火だるまになった」。日本人4人を含む19人が死亡したエジプト南部ルクソールでの熱気球墜落事故で、負傷しながらも乗客中唯一の生存者となった英国人男性マイケル・レニーさんが検察幹部に対し事故当時の詳しい状況を証言した。28日付のエジプト独立系紙アルワタンが伝えた。 レニーさんの証言によれば、熱気球は順調に着陸態勢に入り、操縦士は着陸の衝撃を緩和するよう乗客に対してかごに付けられたひもにつかまり、しゃがむよう指示。その後、突然火の手が上がったが、かがんでいたため、初めは操縦士の様子は分からなかった。 その後振り返って見ると操縦士が火だるまとなり、気球にも火が移っていた。レニーさんはこれを見て飛び降りることを決意。もう一人の英