アルゼンチン・メンドサ(Mendoza)の動物園で飼育されているホッキョクグマのアルトゥーロ(Arturo、2014年2月5日撮影)。(c)AFP/Andres LARROVERE 【2月7日 AFP】2012年に連れ合いに先立たれて以降、アルトゥーロ(Arturo)は悲しみの中にいる。それにアルゼンチンは今は夏真っ盛り。アルトゥーロは暑さに疲弊している。涼しいカナダへの旅で、もしかしたらアルトゥーロの気分も晴れるかもしれない。 アルトゥーロは、アルゼンチン西部アンデス(Andes)山脈のふもと、メンドサ(Mendoza)の動物園で飼育されている高齢のホッキョクグマだ。 7日、カナダとチリ、アルゼンチンの獣医師団が、29歳になるアルトゥーロにカナダへの長旅が耐えられるかどうかを判断する。カナダのウィニペグ(Winnipeg)の動物園が、アルトゥーロの引き取りを申し出たのだ。 ■カナダ移住に