2016年11月6日に都内で催された、第3回ニコニコ自作ゲームフェス クリエイターズ勉強会から、講師として招かれた、『零』を手がけるコーエーテクモゲームス柴田誠氏の講演部分を編集しつつお届けしよう。 クリエイターズ勉強会は、自作ゲーム支援のために、3年前から催されているもの。過去にも桝田省治氏や中村光一氏を招き、かなりコアめの話が聞ける機会となっている。この勉強会に、今回は柴田氏が講師として登壇。氏がディレクションし続けている『零』シリーズを軸に、各タイトル制作時の着想経緯や、“ホラーゲームの作りかた”とも言える『零』の企画書の解説、そして来場者からの質問への回答など、過去に語られているゲーム制作の現場の話の中でも、トップクラスに濃密な話が語られたのだ。 電ファミニコゲーマーで過去に氏に取材した、“ホラゲにゲームデザインの常識は通用しない!? Jホラーゲームの第一人者『零』×『SIREN』