【AFP=時事】妻への財産分与を嫌ったロシアのビジネスマンが殺し屋を雇ったが、大きな代償を払わされる羽目に陥った。 自分が殺された?帰宅してみると殺人事件の被害者に モスクワ(Moscow)の裁判所は15日、コンスタンチン・モナスティルスキー(Konstantin Monastyrsky)被告(47)に対し、妻に対する殺人未遂罪で禁錮8年6月の実刑判決を言い渡した。 露紙モスコフスキー・コムソモーレツ(Moskovsky Komsomolets)によると被告は、「妻はアルコール依存症だったが、離婚すると財産の半分を与えなくてはならないので離婚はしたくなかった」と話していた。そこで被告は妻の殺害を計画。プロの殺し屋だという男を雇い、手付金として20万ルーブル(約57万円)を支払った。 しかし、殺害はなかなか実行されなかった。男は実際には殺し屋ではなくただのアルコール依存症患者で、前金は