Equivalence of Geodesics and Importance Weighting from the Perspective of Information Geometry
『卒業論文は努力賞でもよい,修士論文はうまくいかなかった内容でもまあよい,しかし,博士論文には努力賞はない.失敗したものや説得力のないものはダメ.』これは,小生が論文審査に設けている大雑把な基準である. ・・・と書き始めてしまったので,編集委員の意に反して真面目な文章になりそうだ.研究観ならまだしも,結婚観とか,子供は何人いるか,果ては女の子のくどき方まで,居酒屋で話すような柔らかい話をさせようとしたけらいがあるが,今回は許されよ.おじさんも年を取ってきた. ちなみに,物理的に許す限り,子供は多ければ多い方がいいんじゃないでしょうか.今の世の中,たくさん生んだが故に育たないという話は聞かない.多難な人類の未来も彼らが切り開くのだから切り開く彼らが存在しなければ未来の人類も存在しない.5歳ともなればもう全く別の人間,彼の人生は彼のものである.子離れの方が大きな課題である. 諸君の中には
タイトルに惹かれ、Amazonのレビューを眺めても悪くなさそうだったので読んでみたら、めちゃくちゃ良書だったので誰かに紹介せずにはいられないので紹介エントリ書きます。研究の副読本はいままでもたくさん出ていて何冊か読んでますが、過去読んだ中でベストと言えるくらいオススメ。どちらも2016年7月に発売された新しい本で、著者は東大医学部附属病院の講師の方です。なので例文には医学・生理学系の内容が多く用いられていますが、研究に関わる人なら分野は関係なく誰にでも読めるようになっています。 それぞれ40ずつのトピックが設けられ、1つのトピックが2〜3ページに簡潔にまとまっていて、とても読みやすいです。トピックの最初に「Question」、最後には「Message」という要約が大きなフォントで書かれていて、これを見るだけでも大まかな内容がつかめ、あとで読み返す時のラベルにもなります。一気に読まなくても、
脳やその活動の状態を視覚化するために幅広く利用されている画像技術、磁気共鳴機能画像法(fMRI)について先ごろ、ある大きな発見があった。良い発見ではない。私たちの脳の働きについて過去15年間に実施され、発表された4万件近い研究結果が誤っていた可能性があるという(本記事は、筆者の見解に基づくものである)。 米科学アカデミー紀要(PNAS)に掲載された論文によると、スウェーデンにあるリンショーピング大学の研究者らがfMRIのソフトウェアにバグを発見した。つまり、私たちが働いているとき、遊んでいるとき、運動をしているとき、セックスをしているときの脳の状態として示されてきた研究結果の多くは、間違っているのかもしれないのだ。 ソフトウェアが適正に動作していなかったというのであれば、撮影された画像が示す結果は正しいものではないはずだ。活動していると考えられていた脳の部分は、実際には活動していなかったと
2018年分差分Upしました. https://www.slideshare.net/tallzelkova/2018-99872316 研究室に入ったB4向け論文の読み方探し方講座のスライド.ほんのり更新しました.論文の書き方は結構更新があったのですがUpしていいかわからなかったのでとりあえずOFFで. // --- 以下昨年のコピペ --------- 本スライドは前所属の立命館大学 田村・木村・柴田研究室OBの一刈さんに始まり,大槻,石黒君,現D3の森君,他によるBrushupによって現行の形になりました.ここにお礼を申し上げます. シンポジウムとジャーナル,国際会議の論文の評価や価値については分野によって異なる可能性があります.あくまで大槻の研究分野での話であることはご承知おきください. また,内容は個人の見解によるところも大きいです.よろしくお願いいたします. Read less
サーベイ - 既存の論文を調査すること。また、既存の論文を調査しまとめた論文をサーベイ論文という。 目次 サーベイとは何か サーベイ論文とは何か サーベイの仕方 サーベイだけをあつかった勉強会事例 関連するページ 既存の論文を調査すること。また、既存の論文を調査しまとめた論文をサーベイ論文という。 サーベイとは何か サーベイに関するQ&A "サーベイとは、一般に「人の研究について勉強すること」" http://web.yl.is.s.u-tokyo.ac.jp/~sumii/survey.html サーベイ論文とは何か 文献の調べ方(大学院生の方へ) "サーベイ論文...論文には、通常の研究論文の他に、ある研究分野の動向を著者の観点で整理・評価したサーベイ論文があります。そこには多数の文献も紹介されていますので、関心のある分野のサーベイ論文が見つかれば、それは大変幸運です。また、その研究分
@明石海峡大橋 なにやら以下の記事にかなりの反響をいただき、突然普段の1000倍くらいのアクセスがあり、驚いております。 会社員を辞めて学振をとるということ - 日記なんで。 会社を辞めて学振をとって博士課程に出戻ってきてちょうど半年が経ったわけですが、今の心境はというと「驚くべき後悔のなさ」です。自分でももう少し後悔していると思ってたんすけどね。やっぱり僕は研究者に向いてる。とにかく毎日がワクワクの連続で、本当に研究って面白いなーと思う。世界を相手に新発見を探求していく知的興奮、試行錯誤に寛容なアカデミアの文化、周囲のライバルや仲間の志の高さ、どれも会社員時代にはなかなか味わえなかった楽しさだ。僕は将来もアカデミアに残りたいと思っているけど、僕の研究分野でもポスドク問題はシビアで、常勤のポストはますます絞られ、天文学的に優秀な先輩が職探しに奔走している姿を見て苦しい気持ちになることもある
(Photo via Visualhunt.com) そう言えば、今度の6月で僕が研究者を辞めて民間企業に転じてからちょうど4年になるのでした。この4年の間に、博士やポスドクから企業に転じる人も増え、あまつさえ助教から企業に転じたり、トップジャーナル・カンファレンスにズラリと載せている猛者が博士修了と同時に企業に好待遇で採用されるという事例まで出てきており、僕が駆け出しのボンクラ研究者だった頃に比べると博士号持ちの人が企業に就職するケースって増えてるんだなぁという印象が年々強まっています。 ということで、もう4年も経ったしそろそろ公にしても良いかなという気もしてきたので、その当時僕がどんな転職活動をしたかをブログ記事としてまとめておこうかと思います。ちなみに予め断っておきますが、数式もコードも含まれていないのでこの記事を書くのは普段のデータ分析系の記事に比べると格段に楽でした(笑)。 20
●考えるということについて ・普段から意識的に頭を使って考える、という練習をしてください。 ・考えるという行為は運動に似ています。普段からトレーニングをしていない人にはいきなりできません。 ・机に座っている時だけ考える、というのはだいぶ効率が悪いやり方です。考えるという行為は、目隠しをされ、さるぐつわをされ、耳をふさがれ、手足を縛られていてもできる行為です。寝ている時以外はだいたいできます。 ・多くの場合、ヒントはその辺に転がっていますが、問題に取り組んでいる状態でなければ、それをヒントとして認識することはできません。 ・研究の意義や目的を考える時、5W2H(What、Who、When、Where、Why、How、How much)をよく考えてください。これが埋められると基本的なツッコミには耐えられるようになります。この中でも特にWhy?は重要です。 ・研究における新規性とは、簡単に言えば
GW中日なので役所仕事を片付けることに。 まず生駒市役所に行って国民健康保険の脱退。4月1日から「文部科学省共済組合」に入っているので、国民健康保険は不要なのである。ちなみに、私立大学の教職員は私学共済に入る。ポスドク(博士研究員)は契約によっては(雇用保険には入るが)年金や保険などの社会保険料は自分で加入しなければならないのだが、この前計算してみて、社会保険料はけっこうかかるのだなと実感。 たとえば月給40万(ポスドクはボーナスがない)だと年収480万だが、これに社会保険料が入ると雇い主が払うお金はだいたい550万である。年収520万だと590万。交通費が出るかどうかとか、住宅補助や扶養手当が出るかどうかといった部分も関係してくる。共済に入れれば専業主婦の年金や保険はタダになるのだが、入れなければ専業主婦の年金や保険は別途払わないといけない (もちろん、共働きで稼いでいるならいずれにせよ
明神池@上高地 会社を辞めて学振を取って博士課程に出戻ってくる、という選択はかなりレアなキャリアだと思う。僕も進路に迷っていた時にネット上を色々と検索してみたけど、そういう前例はほとんど見当たらなかったし、リアルでも「そんな(アホな)ことするやつ初めて見たぜ!」という意見しか聞かなかったので、やっぱ相当にレアだし、アホなんだと思う。文科省は「研究者のキャリアパスの多様化」とか言ってるけど、戻ってくるための手ほどきや支援など特になく、独力の実力勝負で戻ってくるしかなかった。やっぱりストレートで修士で上がってくる人と比べると、色々と違いを感じることがあるので、実際にやってみてどんな感じだったか、簡単に書いてみる。 申請書提出まで 学振とは、文科省下の日本学術振興会の「特別研究員」制度のこと。ネットで調べれば情報はいくらでも出てくるけど、博士課程の学生を対象にするタイプ(DC)の場合、月20万円
はじめに ニコニコ動画は株式会社ニワンゴが提供している動画共有サイトです. 2006年1月にサービス開始し,2010年3月の時点で登録会員数は1895万(有料会員数は2012年1月の時点で150万人)を数え,登録された動画数は700万本を越えています. 基本的なサービスは世界的に有名な動画共有サイトであるYouTubeとほぼ同じですが,幾つかのユニークな機能を持ち,急速に多くのユーザを獲得しました. そのユニークな機能的特徴,そして集まったユーザたちの文化的特徴により,ニコニコ動画は研究的にもとても面白い存在になっています. 本ウェブページでは,ニコニコ動画研究の意義や面白さの一端をご紹介できればと思います. ニコニコ動画研究とは? ニコニコ動画研究のサーベイ このページの作者について ニコニコ動画研究とは? 「ニコニコ動画の研究をしている」というと,どうしてもネタっぽくなってしまうのです
みなさんお元気ですか,落合陽一です.ライトフィールドとビールが好きな研究者/メディアアーティストです. 相変わらずシアトルのMicrosoft Researchで未来のコンピュータの研究をしています.このブログの元締めをしてるのぐたくとサーベイ以外にも書くって約束したので,普段思ったことをたまには書いてみる,の第二弾です.自分のTwitterを拾いながら日々の雑惑をまとめました. 前回はこれ.日本のITが...ってやつです.感想はTwitterか,FBシェアで書いて頂ければ,励みになります. つたないことも多いのですが,毎日がんばっていきていますので,暖かい目で見守って頂ければ嬉しいです. 【0.地球は青く見えるけれど...】 さて,本題ですが,「地球人として生きるのに大切な5つのこと」というタイトルです. そりゃそうだろ,もう地球人だろ,知的生命体だし と思うかもしれないんですが,僕なり
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く