アメリカの検索広告をめぐる戦いはほんとうに終わった? 2008年6月16日 経済・ビジネスIT コメント: トラックバック (1) これまでの 歌田明弘の「ネットと広告経済の行方」はこちら) マイクロソフトの買収提案で始まった米Yahoo!をめぐる騒動は、Googleとの提携というマイクロソフトにとって最悪の形で決着が付いた。しかし、アメリカのメディアやアナリストには、Yahoo!は結局マイクロソフトの手に落ちるという見方が強かった。そう見るにはそれなりの理由があったのだと思うが、ひとまずその予想は、はずれたことになる。 もっともこれですべて終わったと考えるのは早計だろう。Googleとの独占契約ではないので、独禁法取り締まり当局の許可はいらないというのがGoogleとYahoo!の立場だが、両社は司法省にチェックの時間を与えるために提携の実施を3か月半待つと言っているし、米上院の反トラス