プロ野球のセ・リーグが4月5日からナイターを開催する方針を示したことをめぐり、高木義明文部科学相は22日午前の閣議後の記者会見で、東京電力と東北電力の管内では4月5日以降も当面自粛すべきだとの考えを改めて示した。東日本大震災と原発事故で計画停電が実施されていることを踏まえた。 高木文科相は会見で、4月5日以降の東電、東北電管内でのナイター開催について、「プロ野球界が決めることだが」としつつ、「突発的な大停電で国民生活、経済活動が思わぬ事態にならないためにも計画停電はやむをえない。できればしばらくはそう(自粛)した方がいい」と述べた。高木氏によると、蓮舫・節電啓発担当相からも21日、文科省に対してナイター開催の自粛要請があったという。