通学路の取り締まり強化提言…小型測定器導入で : 社会 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）交通規制や取り締まりのあり方を検討する警察庁の有識者懇談会は２６日、手薄になっている住宅地の生活道路や通学路での取り締まり強化を提言した。 狭い道路でも対応できる小型の速度自動測定器の導入を求めており、同庁は来年度予算に調査研究費２８００万円を計上。通学路などでの無謀運転で児童らが死傷する事故が相次いでおり、導入が決まれば、こうした事故の抑止効果が期待される。 速度取り締まりは、警察官が直接、専用機器で車のスピードを測るほか、「オービス」と呼ばれる無人の自動測定器を利用する方法などで行われている。 しかし、道幅の狭い住宅地の生活道路や通学路では、警察官が違反車を確認しても、近くに停車させる場所を確保しづらい。オービスは全国約５９０か所に設置されているが、機器が大きく、設置上の理由から幹線道路に集中し、生活道路は「ほぼ皆無」（同庁幹部）という。 懇談会は「住民の要望の高い通学路や生活道路での
